子宮頸がんワクチンを接種したあと、体の痛みを訴える女性が相次いだ問題で、厚生労働省は18日、これまでの調査結果を公表しました。ワクチンは予防効果が期待できる一方で、痛みなどのきっかけとなったことは否定できないとして、情報をよく確認したうえで、接種を検討してほしいと呼びかけています。 その後、専門家による研究班が原因を調査し、厚生労働省は18日、これまでの結果をホームページで公表しました。それによりますと、ワクチンを接種すれば10万人当たりで最大209人が子宮頸がんで死亡するのを、防ぐ効果が期待されるとしています。 その一方で、去年8月までに副作用が出た疑いのある人が3130人報告され、まれに、呼吸困難やじんましんなどの重いアレルギー症状や、手足に力が入りにくいなどの症状も見られたということです。 一部の症状について厚生労働省は、ワクチンを打ったときの痛みや不安などがきっかけで、症状が起きた
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