「こんなに大変とは聞いてなかった!」 そう話すのは、大阪府内の小学校でPTA役員を務める40代の女性です。 先代のPTAから役員になるよう打診され、学校やほかの保護者とつながりをつくるきっかけになればと思い、引き受けました。 しかし、その負担の大きさに驚きました。 役員会に始まり、委員会、校長らを交えた学校運営協議会といった会議への出席、運動会など学校行事の手伝い。 想定外だったのは、川の清掃活動や夏祭り、餅つきなど、地域行事の手伝いや会合への参加でした。 PTA役員の女性 「私の学校では、PTAの役員になると、自動的に地域の青少年健全育成の協議会など団体のメンバーに登録され、さまざまな地域活動に出席する仕組みになっていたんです。役員なって初めて知ったことで『だまされた!』と思いました」 さらに、行事のたびに必要なのが保護者に配るプリントです。 資料は家に持ち帰って作成し、学校で数百枚を印