メディアが書かない石油事情!チャべスの戦い。(下) 2006年08月26日06時39分 / 提供:PJ 【PJ 2006年08月26日】− (上)からのつづき。 断片的に諸報道を組み合わせてみると、ベネズエラのチャべス大統領は、カストロを見舞ったその足でボリビアのモラレス大統領を表敬訪問し、ハノイ経由で現在は北京に滞在していることになる。中国訪問は単に友好関係を維持するためではない。先進国の仲間入りを果たした中国には石油資源調達の多極化は、国内経済の安定には必至の条件。さらに反米で固まる南米各国と、石油資源に目が行くベトナムなどに加え、反米の盟主、カストロ首相の意向も踏まえ、ロシア、北朝鮮などとリンケージを模索するように見える。覇権主義中国にとっては願ってもない石油を産出する友好国。また北朝鮮とは石油代金をミサイルで受け取ったとの情報も伝えられている。アジアの眠れる獅子、インドの対応も気