前回まで Windows Vista に搭載予定のタグによるファイル管理機能や Gmail でのラベルによるメール分類機能など、タグを使った新しい情報分類の仕組みについて見てきました。 これらはいずれも個人が使うツールであり、分類も自分のため(だけ)に行うものですが、そもそも「タグによる情報の分類」が注目されはじめたのはソーシャルブックマークのようなインターネット上の共有サービスの成功がきっかけでした。 しかしソーシャルブックマークが比較的多くの層に受け入れられるために、越えなければならない壁がありました。 それは、 「タグで分類するなんて、そんな面倒なことを多くの人がするはずがない」 という否定的な見方でした。 ○ ソーシャルブックマークの実例 2005/05/19 伊藤直也の「アルファギークのブックマーク」 「ソーシャルブックマーク」に見る、共有することで生まれる面白さ ソーシャルブ