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ブックマーク / www.nakahara-lab.net (7)

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「聴くこと」ができない「前のめりな人々」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「聴く」ということに、僕は、興味があります。 経営学習論(Management Learning)の中心的概念になりつつある「他者に内省(リフレクション)をうながす」ということの質が「問い詰めること」ではなく(と、誤解されているところもあるようです)、まずは「聴くこと」からはじまるということも理由のひとつかもしれません。 また、ここ数ヶ月、著書執筆のために、たくさんの方々にインタビューをさせていただいているからかもしれません(中原の拙いインタビューにお答えいただき感謝です!)。 はたまた、自分が、常に「前のめり」の人間で、どちらかというと、「聴くこと」に苦手意識をもっているから、かもしれません。「聴くこと」の重要

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ハイパフォーマー美容師さんとローパフォーマー美容師さんの違い:技術と会話と、そして「毒」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ちょっと前のことになりますが、美容室で髪を切ってもらったとき、とても腕のよい美容師さん(彼は、今は独立していますが、かつては有名店で名をなしていた人でした)から面白い話を聞きました。 どこに行っても、何をしていても、ついつい、「仕事の中の学び」の話を聞きたくなるのは、僕の「悪い癖」ですが、小生、いわゆるなにげに「学び狂」なので(笑)、こればっかりは仕方がありません。 ▼ 美容師さんと話していたのは、 「ファンがたくさんできる美容師(ハイパフォーマー)の仕事と、そうでない美容師(ローパフォーマー)を比較すると、何が違うのか?」 ということです。 いわゆる「ハイロー分析」というやつですね。彼の経験から、ハイパフォーマー

  • ドクター時代のエッセイ : 物語、学習、そしてテクノロジー

    「物語、学習、そしてテクノロジー」って、アンタ、イカれてるよ と言われそうですが、実は、この「物語」、あるいは、「物語る行為」っていうのは、僕の研究をかたちづくる立派な分野であったりします。うちの研究室では、 それって、まさにナレィティヴ(物語ること)だよねー とイカれた標準語で吠えまくっているために、もう僕が「物語」といっても、誰も不思議に思わなくなりました、ていうか、あきらめたんかい! 今日は、この物語と学習とテクノロジーの話です。最初に結論から言ってしまうと、以下のようになってしまいます。 物語や物語る行為っていうのは、実は学習にとって、結構、重要らしいっちゅうしょや。学習を支援するテクノロジーを開発するってときはさぁ、この物語だとか、人間が物語る行為っていうのをコンセプトとしてデザインしたら、結構、イケるかもしれんべさ なぜか知らないけれど、結論が北海道弁になってしまいました。でも

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 論文が読まれなくなっている!?・・・研究のカプセル化

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、某所にて、人文社会科学から自然科学まで、いろいろな学問分野の先生たちが集まる機会があった。「僕以外」は、その領域で素晴らしい成果をあげている研究者の方ばかりで、第一線を走っておられる方ばかりだった。 会合の休み時間、ランチべながら、ふとしたことから、みんなの話題になったことが、これである。 「最近、論文がだんだんと読まれなくなってきているよね。」 誰かがふともらした、この一言に、異領域の先生方が、皆、一様に「うんうん、そうだよなー」とうなづいたのは、とてもびっくりした。ひとつの領域に固有に存在する問題ではなくて、みんなの問題なのかもしれないな、と直感的に感じた。 ▼ 繰り返して言うが、彼らはそれぞれの分野

  • 学術論文を読んで涙が止まらなくなったときの話

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 誰の役にも立たないと思うけど、今日は、僕が、「学術論文を読んで涙が止まらなくなったときの話」をしよう。 今から数ヶ月前、愚息TAKUZOは、数週間、病床にあった。きっかけは熱性痙攣であったが、予後があまりよくなく、点滴とチューブにつながれた、永遠とも感じられる「長い時間」を、彼は病院で過ごすことになった。 生まれて以来、常に一緒にいた親から引き離され、暗く、そして長い夜を、独り過ごす。もっとも辛かったのは、TAKUZO人であることは間違いない。 しかし、僕たち親も、当に心を痛めた。「一生分の心配」を、わずか数週間ですべて経験したような気分であった。 しかも、この間も、仕事は続いている。TAKUZOの入院後、僕た

  • NAKAHARA-LAB.NET : エッセイ : 知識嫌いのPBL

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する

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