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ブックマーク / shinka3.exblog.jp (5)

  • 男女共同参画ワークショップ | 5号館を出て

    発生生物学会で行われる男女共同参画ワークショップも今回で3回目を迎え、ちょっと視点を変えようということでしょうか、今年はちょっと不思議なタイトルのもとで行われました。 結婚して共働きを続けている3組のケースの報告が男性研究者の側からあり、それに対して2人の既婚女性研究者がコメントを述べるというスタイルで行われましたが、なにせ昼休みの一時間という制約があったため、議論をする前に時間切れになってしまったという感じが、ちょっと残念でした。 3名の男性研究者の報告はやはりある意味で「壮絶」な生活の報告であり、男性研究者の側が血のにじむような努力をしていることも報告されましたが、それを聞いていて私が感じたことは、おそらく相手の女性研究者(あるいはワーキング・ウーマン)の側はそれに輪をかけたくらいの苦労をした(あるいはしている)に違いないということでした。 確かに、今回のワークショップのタイトルにある

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  • 経歴に穴が空くということ | 5号館を出て

    私がまだ学生の頃から、聞かされ続けたことのひとつが「経歴に穴を空けてはいけない」ということでした。 高校から大学へ入学するのもそれほど簡単な時代ではなかったこともあり、過半数の学生は大学へ入る前にいわゆる「浪人」という時期を過ごすのですが、その時にもどこかの予備校に属していることが勧められ、予備校に行かないいわゆる「自宅浪人(宅浪)」は、ひょっとすると将来社会に出てから、何らかの不利益を被るかもしれないと聞いたこともあります。 しかし、それがどのような根拠に基づく、どのような不利益であるのかを確かめる機会は今日に至るまで持てていません。結局、その後大学へ進学することになるのだったら浪人時代の履歴の穴は所詮「学歴」に空いた穴にすぎす、それほど大きなものではないということなのかもしれません。 一方、大学を出てからも、ことあるごとに「履歴に穴を空けてはならない」と言われます。実際に調べることなど

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  • ほんとうにスゴイ論文は日本語で書いても外国で読まれる | 5号館を出て

    私が学生の頃に聞いた話なので、今となっては半世紀も前のことなのかもしれませんが、日の魚類学が世界をリードしていた時代があったのだそうです。その頃は魚類学に限らず、日人が書く科学論文の多くは日語で書かれ、日国内の雑誌に載っていたのだと思います。ところが、世界中の魚類学者、特にアメリカの魚類学者は日の魚類学の成果を読みたくて仕方がなかったようで、なんと日の学術雑誌(「魚類学雑誌」?)がアメリカで翻訳されて流通していたという話を聞きました。 しかし、その他の業界の論文は日語で書いても世界の誰も読んではくれなかったようです。つまり日の科学のレベルが低かった、あるいはほとんど評価されていなかったので、わざわざ翻訳してまでも読んでくれる人がいなかったということなのだと思いますが、すでに何年も前に日語で論文が書かれていたのとほとんど同じ内容の研究成果が外国人の手によって英語で出版され、

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  • すごいパワーポイントを簡単に作るたった6つのルール | 5号館を出て

    インターネット・マーケティング・コンサルタントの Neil Patel さんという方のブログの、「怠惰な人間が素晴らしいパワーポイントのプレゼンテーション・ファイルを作る方法」というエントリーが目に止まりました。 The Lazy Man’s Way to Building a Great PowerPoint Presentation 何しろ、たった6つしかなく、しかもそれがフラッシュのパワーポイント・ファイルになっており、さらに、その元になったパワーポイント・ファイル(テンプレート)がダウンロードできるというのですから、利用させてもらわない手はないと思います。 パワーポイントを見るにはこちらをクリックしてください。 とても簡単なTip(コツ)で、敢えて訳することもないのですが、敢えて訳させてもらいます。 1. KISS(Keep it Simple, Silly) 簡潔に行こう ・ ス

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  • 大学院生は利用され使い捨てられているのか | 5号館を出て

    大学や研究所で、独立した研究者として生きていくことをあきらめた一人のライフサイエンス系の大学院生が、就職活動を始め、就職を決めた後に、論文を書き、博士号も取得でき、そしてこの春から企業の研究所で働くことが決まったそうです。長いこと、お疲れさまでした。そしてひとまず、おめでとうございます。 そして、この間のすべての事情がリアルタイムでブログに記録されております。「うすっぺら日記」という、多少自虐的なブログ名になっていますけれども、同じような境遇に置かれた何万人の大学院生にとってはかけがえのない貴重な生きた生き方のモデルになると思います。 私は、改めて読み返して見たわけではないのですが、大学院生の方で、今現在進路に悩んでいる方は、是非とも通して読んでみていただきたいと思います。書いた人としては、いろいろと状況が変化しているだけではなく、感情や意志が揺れ動いていた過去が記録されていますので、削

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