アメリカの情報機関による大量の個人情報の収集を告発したCIA=中央情報局のスノーデン元職員の銅像がニューヨークの公園に無許可で設置され、市当局が撤去しましたが、元職員をどう評価するか、再び議論を呼びそうです。 銅像は許可なく置かれていたため、公園職員が覆いをかぶせ、その日の午後には市当局が撤去しました。地元メディアによりますと、銅像をつくったのはスノーデン元職員の行動に共感した芸術家たちだということで、人けのない夜中に置いたとみられます。 おととしからロシアで亡命生活を送っているスノーデン元職員を巡って、アメリカ国内では、国家に損害を与えた裏切り者か、それとも、正義の告発者か、評価は分かれており、今回の銅像の一件で再び議論を呼びそうです。