ロッテの石川晃副代表(48)が6日、ホンダの人間型ロボット「ASIMO(アシモ)」を千葉マリンに招待する考えを示した。 「これからはロボットの時代。手足で細かい動きもできるしね。球場に来た子供たちも喜ぶと思う」と石川副代表。旧広島市民球場で球審にボールを運んだ犬・ミッキーのような活躍を期待している。ベースボール犬ならぬ、ベースボールロボ。アシモの最高走行速度は時速6キロ。試合時間短縮を目指すプロ野球にも支障はない。本拠地の新名物にしたいようで、始球式登板さえ期待している。 ただ、招待への道のりは険しい。ホンダ広報担当者は「今のアシモの活動範囲は屋内だけ」と説明。土の上での歩行は困難だという。もちろん、ボールを投げる動作はできない。今後の技術革新次第では、可能性は残されている。石川副代表のラブコールはアシモに届くか。 ◆ASIMO(アシモ)2000年、ホンダ工場生まれ。86年に二足歩行