ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」が11日、大阪・梅田で初めてとなる「大阪街宣」を行った。ところが、大阪府警が、想定以上の人が集まって危険があるとして中止を要請し、わずか30分で終了した。「人が倒れている」との通報が府警にあり消防車と救急車計23台が出動したが、搬送者は確認されていない。SNSでは、聴衆の安全確保に問題があったとの指摘がある一方、日本保守党の支持者らからは、通報が「街宣妨害」を目的としたものだったのではとの声もある。大混乱の現場で何が起きていたのか。府警や消防を取材した。 【写真】駆けつけた救急車などの緊急車両 「(府警)曽根崎署から『今非常に危険な状態が近づいている』ということで、『中止してください』という要請がありました」 街宣が始まってから二十数分後、代表の百田氏はこう、聴衆に異常事態を告げた。 百田氏と事務総長の有本氏
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