J-CLICS 攻撃経路対策編では、攻撃者が侵入する際に使用される恐れがある制御システム(以下、「ICS」という。)との接続点を攻撃経路と定義し、想定される4つの攻撃経路を設定しています。設定した攻撃経路ごとに侵害手順と実施すべきセキュリティ対策を検討しており、その対策の実施状況を確認する「チェックリスト」およびその「設問項目ガイド」で構成されています。さらに、攻撃経路ごとに攻撃が成立する条件を整理した「対策マップ」を加え、評価する際の参考図書としています。 J-CLICSの名称をもつICSの自己評価ツールには、「J-CLICS STEP1/STEP2」と「J-CLICS 攻撃経路対策編」の2種があります。J-CLICS STEP1/STEP2は、これからICSのセキュリティ対策に取り組む方向けで、ベースラインアプローチとして現在のICSにおけるセキュリティ対策状況を可視化し、重要度が高く
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