例えば鍵交換を ECDHE、認証 (デジタル署名) を RSA, 共通鍵暗号を AES128, ハッシュを SHA256 とした場合、「TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256」となります。 ところが、TLS v1.3 では以下の構成となりました。AEAD とは簡単に言うと「共通鍵暗号による暗号化とメッセージ改竄検知を同時に行う」方式です。 鍵交換 (Kx) 方式と認証 (Au) 方式は削除されました。 なぜかって言うと、以下のように TLS extension (拡張属性) でネゴシエーションされることになったからです。(別に暗号化方式とセットでネゴする必要が無いことに気付いたのですね。) 鍵交換 = supported_groups extension, key_share extension認証 (デジタル署名) = signature_algori
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