伝える時に「相手の嫌いな選択肢」を入れることで自分が望むことをしてもらえる確率がぐんと上がります。 とあるレストランでは食後のデザートを勧めるときに、「デザートはいかがでしょうか?」と聞くのではなく「さっぱり美味しいアイスクリームかとろけるようなプリンどちらがいいでしょうか?」という風に聞くそうです。 この選択肢はひとつ前の「嫌いな選択肢」ではなくて、「お店にとってどちらを選んでくれても利益になる選択肢」を入れています。 このように人間は二つ以上の選択肢があると、その中から答えを選んでしまう傾向があるんです。 大人だけじゃなく小さな子供にも効果があるある家庭では、出かけるときになかなか洋服に着替えてくれない子がいて頭を悩まされていました。 その時どう伝えていたかというと、「そこに用意してある服を着て!」とか、「早くこれに着替えて!」という内容のものでした。 この伝え方だと、命令口調なうえに
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