人口減少が続く珠洲市では、赤字が続いていた民間の路線バスを一部を除いて廃止とし、28日から、市内全域をカバーする無料の市営バスの運行を始めました。 人口減少が続いている珠洲市では、民間の路線バスがすべて赤字で、将来、廃線になる可能性がありました。 鉄道がない珠洲市では、貴重な市民の移動手段を確保していく必要があるとして、民間のバス路線を、一部を除いて廃止した上で、新たに無料の市営バスの運行を始めることにしました。 無料バスの運行は28日から始まり、部活動で学校に向かう高校生など、地域の人たちがさっそく利用していました。 無料の市営バスは、マイクロバスとワゴン車による8路線で市内全域をカバーし、土・日曜日は運休になります。 これまで民間の赤字の補てんに使っていたお金を、運行費用に充てていく方針です。 バスを利用していた飯田高校1年の女子生徒は、「きょうは部活動があったので、市営バスで登校しま
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