第12回 溶けると黒い粒が出現 中国の大気汚染を敏感にキャッチする樹氷 文/藤田 香(日経エコロジー編集委員) 2006年12月15日 冬の蔵王の名物は純白に輝く樹氷。しかし一見白い樹氷も、溶かすと黒い粒が沈殿し、汚染が深刻化していることが山形大学の柳澤文孝教授らの調査でわかった。柳澤教授が1991年から毎冬20回樹氷の氷を採取してpHを測ったところ、95年の5.3から2005年は4.5と酸性化が進んでいることが判明。酸性化の原因は硫酸だが、それがどこから来たかは硫酸に含まれるイオウの同位体比でわかる。蔵王の樹氷の同位体比は約5‰(1‰=0.1%)と日本起源の値(2‰以下)より高い。「北京や山西省など中国北部で使われている石炭の値と一致するため、中国から季節風で運ばれてきた」と柳澤教授はみる。 同教授らは雨やエアロゾル(大気中の微粒子)でも同様の調査を実施。例えば鶴岡市で採取したエア
水曜日に東京都はすべての喘息患者に医療費の本人負担分を助成するという案をだしました。 おー、ありがたい。医療費以外にも様々な負担が喘息になってからは必要で、 医療費を少し補助していただけるだけでもとーっっても助かります。 ただね。 私は道路の大気汚染だけでなく、 昨日取り上げた洗剤だけでなく様々な日用品、他人のつかっているタバコ、整髪料などで発作を起こします。副作用を明確にせずに不必要な化学物質を含んだ製品を出してる会社にも責任を感じてほしい。 そのほかにも、家電におけるカビやホコリだって大きな問題。家電メーカーは製品を売るだけでメンテナンスには無責任。クーラーのカビの問題って大きいと思います。 製品や施設を作る企業や団体には作りっぱなしでなくて、 もう少し、そのメンテナンスと環境づくりに責任感を持ってほしいです。 我々も便利という名の下に人間にとっては本来優しくないものの使用を少し減らす
1.次官会議案件等概略説明 本日の事務次官等会議ですが、一般案件2件、政令1件、人事1件でした。特に環境省関係のものはありません。 私からは以上です。 2.質疑応答 質問 東京大気汚染訴訟について、石原都知事は独自の案を提案したということですが、これに対するお考えと今後の予定についてお伺いします。 →28日に石原都知事が東京高裁を訪れて、国に対する公害対策の要求、医療費助成制度を提案されたということです。これについては承知しています。環境省としては引き続き大気汚染対策をしっかり行っていくことは重要だと思っています。これまでも自動車の排ガス規制対策、基準の強化など、従来から公害対策を講じてきていますし、引き続きこれらの施策を進めていきたいと思っています。現在、三大都市圏における自動車排気ガス対策のためのNOx・PM法の法律改正を視野に置きながら検討しているところです。これらの施策によって大気
2006年11月30日 東京都は、東京大気汚染訴訟(平成8年5月に一次訴訟提訴、平成14年10月判決)の控訴審結審(平成18年9月)に際し、東京高裁裁判長からの和解の可能性を聴取したい旨の発言等を受け、『大気汚染訴訟の協議に対する都の提案及び要求』を提出しました。今回は、その内容について検討してみます。 1.東京大気汚染訴訟第一次判決(平成14年10月29日東京地裁)の概要 (1)訴訟内容 自動車排ガスで健康被害を受けたとして、平成8年年5月の第1次提訴にはじまり、平成12年11月の第4次提訴までの原告計505名(東京都内のぜんそく患者や遺族等)が国・東京都・自動車メーカー7社等に対して総額約22億3,800万円の損害賠償と汚染物質の排出差し止めを求めたもの。原告には184人の未認定患者(公害健康被害の補償等に関する法律による認定を受けていない人)が含まれていました。 (2)判決内容 道路
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