1月22日、静岡県沼津市の水族館『あわしまマリンパーク』が2月12日をもって閉園することが明らかになった。閉園まで1か月もない突然の発表にX(旧Twitter)ではリポストが5.3万を超える大きな話題になり、トレンド上位にもなった。人気水族館による突然の報告に、国内だけではなく世界中から嘆く声が聞こえる。何があったのか、館長に話を聞いた──。 同園は1963年に開業した水族館(1984年に改称し現在の園名に)。淡島という駿河湾に浮かぶ無人島にある水族館で、伊豆半島側にある同園のフェリー乗り場から小型船で5分ほどの距離にある。地元民にとって親しみがある水族館で、「市内の子供たちはあわしまマリンパークか、すぐ近くにある伊豆・三津シーパラダイスに遠足に行くのが鉄板でした。昔はロープウェイで淡島に渡っていて子供たちにも人気でした。いい意味で肩肘張らなくていい古風な水族館で、淡島もピクニックにはちょ