近年、喪中はがきをもらうことが増えた件 今年は特に、亡くなる親戚や知人が多かった。 自分もいつこの世からいなくなるか、それは近い将来なのかまだ先なのか。いずれにしてもいつかは死ぬんだということを、お世話になったひとを見送るたびにひたひたと感じる。 この夏、遠方に住む親戚が亡くなっていた。夫の叔父。夫は子供の頃、とてもお世話になり、かわいがってもらった。我々の披露宴にも来てくれたし、毎年、賀状のやり取りを欠かさなかった。 高倉健じゃないが、亡くなるイメージとは程遠い人物だった。何年に一度かしか会うこともないのだがすげー元気なジジイだった。 ところがこちら側に住む人間は、先週喪中はがきをもらうまで誰一人、叔父が亡くなった事実を知らなかった。だからずっと病に伏せていたのか、或いは急死なのか。電話して尋ねるのもなんとなく非常識な気がしてためらっている。なぜこちらからの連絡をためらうかというと、表向