ネイチャー誌が公開した、2億4000万年前の「メガキレラ」の想像図(2018年5月28日提供)。(c)AFP PHOTO / NATURE / Davide BONADONNA 【5月31日 AFP】約2億4000万年前に生息していた小型動物が、知られている中で最古のトカゲであることを突き止めたとする研究論文が30日、発表された。当時、地球上にある大陸は1つだけで、恐竜が登場したばかりだった。 国際研究チームが英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した論文によると、カメレオンほどの大きさの爬虫(はちゅう)類「メガキレラ(学名:Megachirella wachtleri)」の化石化した骨格をCTスキャンで詳しく調べた結果、有鱗目(ゆうりんもく)に属する現生種のトカゲ類とヘビ類の祖先であることが明らかになったという。 論文の共同執筆者で、カナダ・アルバータ大学(University of