米国全体で携帯電話が子どもたちの学習意欲をそぎ、精神的な健康を損なうという懸念が高まっており、ニューヨーク市が7月中旬に学校での携帯電話の使用を禁止することが明らかになりました。ニューヨーク市教育長官のデビッド・バンクス氏が今週半ばに禁止について発表しました。 携帯電話使用禁止令は100万人の生徒に影響 「学校が終わったあと家族と連絡を取らなければならないため、携帯電話を学校に持ち込むこと自体は禁止しないが、学校にいる最中は使用できないようにするシステムを構築するつもりだ」とバンクス氏は述べています。 ニューヨーク市の学校での携帯電話の禁止は、ロサンゼルス市に続いて米国で2例目となります。ロサンゼルス市は来年1月に禁止措置を導入予定ですが、ニューヨーク市のほうが先駆けて新規制を敷くことになります。 学校での携帯電話の使用禁止令は100万人の公立学校の生徒に影響することになるとのことです。