その後、2018年に開催されたWWDC18で、拡張現実フレームワーク「ARKit 2」とiPhoneやiPadのカメラを通して空間上にオブジェクトを映し出せる「AR QuickLook」が発表されるとiOS 12やmacOS 10.14 MojaveでUSDZサポートされ、翌年のWWDC19では「ARKit 3」とARアプリを開発するためのフレームワーク「RealityKit」が発表されmacOSやiOSでUSDファイルのサポートが強化されました。 そして、WWDC24のセッション10106「What’s new in USD and MaterialX」では、2023年08月にAppleとPixar、Adobe、Autodesk、NVIDIAなどが参加し、3Dコンテンツの標準を推進する「Alliance for OpenUSD (AOUSD)」が紹介されるとともに、 Appleの空間コン
キヤノンは日本時間6月11日、Apple Vision Proで視聴できる空間ビデオの撮影用レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」を開発中で、2024年内に発売予定と発表しました。Apple製品以外で初めて、Appleの認定を受けた空間ビデオ撮影用機器となります。 キヤノンの3D・VR映像撮影システムの新製品 キヤノンは、Appleの空間コンピュータApple Vision Proで再生できる立体映像の空間ビデオを撮影できる3D映像撮影用のRFレンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」を開発中と発表しました。 「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」は、キヤノンが2021年に立ち上げた3D・仮想現実(VR)映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」シリーズの製品として開発されています。 キヤノンは、「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の発売予定時
Appleの「空間コンピューティング」とはなにか。過去・現在のデバイスから考える Appleが2月初めにアメリカで「Vision Pro」を発売してからそろそろ一ヶ月が経とうとしている。「解像感もパススルーの精度も高い」という点に驚きが集中していたが、そろそろ「結局、これはどんな性質のデバイスなのか」という点に議論を移すべきだろう。 (筆者がハワイで購入したVision Pro) Appleのいう「空間コンピューティング」とはどんな存在なのか。そして、XR機器の歴史的に見てどのような位置付けになるのか。 筆者はVision Proを発売初日に購入し、今もほぼ毎日、なんらかの形で利用している。そこで感じるのは、「やはりこの製品は、あくまでPCやタブレットに近いコンピュータなのだな」という点だ。ここを少し深掘りしてみよう。 Vision Proは、たしかにHMD“ではない” 頭にかぶるXR機器
Appleは現地時間2月21日、まもなく全てのVision Proユーザーが「Immersive Video(没入型ビデオ)」で撮影された「MLS(米メジャーリーグサッカー) カップ・プレーオフ2023」のベスト特集映像を視聴できるようになると発表しました。同社によると、Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像になるということです。 Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像 Apple Immersive Videoは同社が開発した新しいエンターテインメントフォーマットで、空間オーディオに対応する180度3D/8K映像を特徴としています。同社は、「視聴者は、180度の視野と空間オーディオを備えた3D/8K映像で、胸が高鳴るような一瞬一瞬を感じながら各試合を観戦できます」としています。 この発表は、MLSの2024年シーズン
動画ファイルを高解像度化できるMac/iPhone用アプリ「Unsqueeze」がVision Proで3D表示が可能な空間ビデオに対応しています。詳細は以下から。 Appleが2023年12月にリリースした「iOS 17.2」では、iPhone 15 Proシリーズのカメラで、Appleの空間コンピュータVision Proを利用し撮影した思い出を3D表示できる空間ビデオ(Spatial Video)を撮影することが可能になりましたが、 動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけで動画の高解像度化/アップスケーリングが可能なMac/iPhone用アプリ「Unsqueeze」が、バージョン1.1.0アップデートで、この空間ビデオのアップスケールに対応しています。 Unsqueeze increases the resolution of your videos while preservin
AIを利用し写真に奥行きをつけVision Proで表示するのに最適な空間写真にしてくれるvisionOSアプリ「Spatial Media Toolkit」がリリースされています。詳細は以下から。 Appleが新たに発売した空間コンピュータVision Proでは、Vision ProやiPhone 15 Proシリーズで撮影すると奥行きのある空間写真(Spatial Photo)や空間ビデオ(Spatial Video)を見ることができますが、空間写真に対応していない普通の写真にAIを利用して奥行きをつけ、Vision Proで見るのに最適な空間写真に変換してくれるvisionOSアプリ「Spatial Media Toolkit」がリリースされています。 Convert any photo to a Spatial Photo! Save them to your library a
写真をドラッグ&ドロップするだけでAppleのVision Proに最適な空間対応写真を作成してくれるMaカプリ「Make It Spatial」がリリースされています。詳細は以下から。 Appleが2023年12月にリリースした「iOS 17.2」では、iPhone 15 Proシリーズのカメラで、Appleの空間コンピュータVision Proを利用し3次元表示できる空間ビデオ(Spatial Video)を撮影することが可能になっていますが、 既に撮影済みのHEICやPNG, JPGフォーマットの写真をドラッグ&ドロップするだけで、Vision Proで表示するのに最適な空間写真を作成してくれるMacアプリ「Make It Spatial」が新たにリリースされています。 Make any photo Spatial – and view it in 3D on your Vision
エンジニアです。他にもDIY、3Dプリンタなどが趣味です。visionOSのディベロッパーになるぞ!という企画ものをYouTubeで公開してます。観てね。 どうも、バスケです。サンフランシスコの近くでエンジニアをやってます。2000年代の初め、Mac OS Xが出た頃から5年ほど、MacPower誌において「バスケの言い分」というコラムを書かせてもらってました。 久々に文章を書きませんか?という依頼をいただきまして、それではあのときの続きということでこのタイトルとなりました。今回は僕がハマっていることについて広く書いて良いということなので、Appleのことだけでなく3Dプリンタとか他のエンジニアリングトピックも拾っていければと思います。よろしくお願いします。 さて僕は古くからのMac周辺のエンジニアでして、かれこれ35年ほどAppleテクノロジーと共に生きてきました。 しばらくアプリとか作
アップルがWWDC23で発表した「Apple Vision Pro」。ティム・クックCEOはもともとVRではなくARをやるというようなことを言っていたので発表自体に驚きはなかったんですが、問題はどこまで実現してくるんだということでした。結果としてはこれまでの悪いうわさをすべてひっくりかえすような発表だったと感じています。 アップルが何より強いのは自社でハードウェアの設計/製造ができて、OSレベルでソフトウェアの設計ができること。膨大なセンサーを搭載し、それを制御するための「R1」という新型チップを設計することで、VRに起きがちな遅延の問題を乗り越えてきました。 これまでのVR/ARデバイス、たとえばメタの「Quest Pro」のような一体型のタイプにはいくつも限界がありました。OSはAndroidベースだし、チップもパワーが足りないため、思ったとおりに動いてくれずにイラッとしてしまう。メタ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く