いまから約7年前、任天堂の『ヨッシークラフトワールド』ティザー映像が発表前日にReddit上でリークされていた。これはGoogleの契約社員が、任天堂の非公開動画を管理者アカウントで閲覧し、漏えいさせたことが原因だという。海外メディア404 Mediaが伝えている。 404 MediaはGoogleの内部データベースのコピーを入手したと報告。このデータには、2013年から2018年までの6年間における個人情報・機密情報取り扱い事故の報告が数千件分含まれているとのこと。 404 Mediaが伝えるところによると、報告のなかにはGoogleの従業員が任天堂のYouTubeアカウントの非公開動画にアクセスし、任天堂の発表予定よりも先に情報を流出させた事例も含まれていたとのこと。これは2017年6月に、『ヨッシークラフトワールド』のティザー映像の公開予定がReddit上でリークされた件についての報
SEO業界に震撼。Google検索アルゴリズムの内部資料が漏れてしまう2024.06.03 13:0029,525 satomi サイトを生かすも殺すも、検索アルゴリズムのさじ加減ひとつ。 そんなこともあって、Google(グーグル)はアルゴリズムに関わる情報を部外秘にして、厳重に管理しているのですが、その資料「Google Search’s Content Warehouse API」2,500ページ分がネットにリークされ、SEO業界に激震が走っています。 Google社内用のコード(API)が、社外用のコード置き場にうっかり公開され、その不具合は5月7日に修正されたんですが、時すでに遅し。外部の自動ドキュメンテーションサービスにコピーを取られて、GitHubに公開された後だったという次第です。 このようなものが公になっている事実を最初に報じたのは、SEO業界勤続10余年のRand Fi
Appleは13日、Bluetoothの追跡デバイス向けの業界規格である「Detecting Unwanted Location Trackers(不要な位置情報トラッカーの検出)」をGoogleと共同で作成したことを発表しました。機能はすでにiOS17.5とAndroid 6.0以降を搭載したデバイスで使用可能であるとのことです。 AirTagを悪用したストーカー問題解決の足がかりに? Appleの紛失防止タグAirTagを悪用したストーキング事件の報告が後を絶ちませんが、状況を重く見たAppleとGoogleはついにBluetoothの追跡デバイスの業界規格を発表しました。 これにより、クロスプラットフォームで、一定時間が経過しても不明なBluetoothの追跡デバイスがユーザーと一緒に移動していると見られる場合に警告を受け取れるようになります。 トラッカーメーカー各社も対応表明 紛失
Google Cloudが、顧客のアカウントを誤って削除し、大規模障害の引き金になる──こんな出来事が海外で起きた。オーストラリアで年金基金を運営するUniSuperは5月8日(現地時間)、自社サービスで起きていた障害について、プライベートクラウドのアカウントが誤って削除されたことが原因だったと発表した。 UniSuperはGoogle Cloudを活用していたが、米Google自身が誤ってアカウントを削除。UniSuperは冗長性を確保するため、別のリージョンにもデータを置いていたが、そちらも無効にされていたという。 アカウントが削除された経緯については「(Google Cloudが)UniSuperのプライベート・クラウド・サービスをプロビジョニングする際の不用意な構成ミスにより生じた」(UniSuper)と説明している。しかし、UniSuperは他社のサービスでもバックアップを確保し
GoogleはiPhoneのデフォルトブラウザとして据えてもらうため、2022年時点で年間200億ドル(当時のレートで約2兆6,000億円)もの金額を支払っていたことが法定文書により明らかになりました。 2022年時点での支払いは200億ドル 昨今巨大ハイテク企業に対する精査の動きが高まっており、米司法省が対Googleの独占禁止法違反訴訟を行っている最中ですが、新たに公開された法廷文書で、AlphabetがAppleに支払っていたデフォルトブラウザ設定料金が判明しました。 その金額とは、2022年時点で200億ドルであったことがわかっています。Googleはオンライン検索と関連広告の市場を違法に独占しているというのが反トラスト法執行官の主張で、今年後半にも判決が下される予定です。 これまで具体的な数字が公開されたことはなかった GoogleがAppleに対してiPhoneのデフォルトブラ
近年のAppleでは、オープンソースの言語モデル「OpenELM」やマルチモーダル大規模言語モデル「Ferret-UI」などのAI関連製品の開発が精力的に行われています。そんなAppleではGoogleから少なくとも36人ものAI専門家を引き抜き、スイス・チューリッヒにAIモデルや製品を開発する研究所を設立していることが報告されています。 Apple targets Google staff to build artificial intelligence team https://www.ft.com/content/87054a60-dc4d-4238-a4b9-93ab48f22f56 Apple Hired Dozens of AI Experts From Google for a Secretive Zurich Research Lab - MacRumors https:/
人工知能(AI)の開発を加速させるべく、このところAppleがGoogleから社員を大量に引き抜いているそうです。自動運転車プロジェクトが頓挫しただけでなく、仮想現実(VR)事業の見通しも明るくない中で、AppleがAIに賭ける思いは相当なものがあります。 判明しているだけでも36人を引き抜き テック企業の関心はこの数年で、すっかり拡張現実/仮想現実(AR/VR)からAIへと移行しました。MicrosoftやGoogleに遅れまいと、AppleもAI開発競争に邁進(まいしん)しているとされています。 そうした観測を裏付けるかのように、最近に入ってAppleがAIの専門家の雇用スピードを加速させており、Googleからも技術者を大量に引き抜いていることが分かりました。 例えば、Appleがスイスに設けたAI特化の技術開発センター「Zurich Vision Lab」では、少なくとも36人がG
Appleが、iOS18での人工知能(AI)機能強化に向けて、OpenAIとの交渉を再開した、とBloombergが報じています。AppleとOpenAIの交渉は3月にも報じられていましたが、提携に向けた具体的な動きは伝えられていませんでした。AppleはOpenAIとGoogleの両方と提携する可能性もあります。 OpenAIとの交渉を再開 Appleが、iOS18での生成AI機能採用に向けて、ChatGPTを提供するOpenAIとの交渉を再開した、とBloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。 iOS18へのAI機能追加に向けたOpenAIとの交渉については、今年3月に報じられたものの、その後に交渉の進展について情報がありませんでした。iOS18の発表を約1カ月後に控え、両社間の交渉が再開されたようです。 ガーマン氏は先日、AppleはiOS18で採用するAI機能について、
Google Pixelシリーズの目玉機能「マジック消しゴム」など、人工知能(AI)を活用した高度な写真編集機能が、iPhoneでも利用できるようになります。すべてのiOSとAndroid版Googleフォトユーザーが、無料で利用できるようになります。また、被写体の移動、拡大縮小などができる「編集マジック」は月10回まで無料で利用でき、Google Oneプレミアムプラン利用者は無制限に利用できます。 iPhoneでも「消しゴムマジック」 Googleは現地時間4月10日、AIを活用した写真編集機能をすべてのGoogleフォト利用者に無料で提供すると発表しました。5月15日から順次、提供が開始されます。 提供される機能は、写真に映り込んだ不要なものを消せる「マジック消しゴム」をはじめ、不鮮明な写真を補正できる「ボケ補正」、人物の明るさを適切に補正する「ポートレートライト」などです。 「マジ
ホームその他ニュースGoogle、「Google フォト」の「消しゴムマジック」などのAI編集機能をAndroid/iOS/Chromebook Plusのユーザーに無料で開放へ Google、「Google フォト」の「消しゴムマジック」などのAI編集機能をAndroid/iOS/Chromebook Plusのユーザーに無料で開放へ 2024 4/11 Googleが、「Google フォト」の「消しゴムマジック」などのAI編集ツールを条件を満たす全てのユーザーに無料で提供すると発表しました。 新たに全てのユーザーが無料で利用出来るようになるのは、写真に映り込んだ物や人を消去できる「消しゴムマジック」やぼやけた状態のものをクリアにする「ボケ補正」、撮影後に照明の位置を変えて顔を明るくしたり、陰影を強調したりできる「ポートレートライト」など。 対象製品は、ChromeOS バージョン 1
Google Cloudは、日本時間4月10日未明から開催中のイベント「Google Cloud Next '24」で、同社初となる独自Armプロセッサ「Google Axion」を発表しました。 Google Cloudによると、Axionは現世代のx86ベースの仮想マシンと比較して50%の性能向上と、60%優れたエネルギー効率を実現しており、さらに現在クラウドで利用可能な汎用Armプロセッサと比較して30%高い性能を提供するとしています。 AWSとマイクロソフトはすでに独自Armプロセッサを発表済み Armベースのプロセッサは、すでにAWSとマイクロソフトがそれぞれ発表済みです。 AWSは2018年に独自のArmプロセッサである「Graviton」を発表しており、2023年には最新版の「Graviton4」を発表しています。 マイクロソフトは昨年(2023年)に同社初のArmベースの独
Googleは現地時間8日、「デバイスを探す」を公式にリリースしました。Appleの「探す」に相当する機能で、AndroidデバイスやBluetoothタグの追跡を行うことができます。Googleは自社製トラッカーを販売しているわけではありませんが、サードパーティー製のChipoloやPebblebeeのトラッカーを使用することができます。 何ができるのか? Googleの「デバイスを探す」では、主に5つのことを行うことができます。 オフラインのデバイスの現在位置を表示する 対応Bluetoothタグがついた日用品を追跡する 近くのアイテムを探す 家の中にあるアイテムの詳細な場所をNestで探す 友人や家族とアクセサリーを共有する オフラインのデバイスの現在位置を表示する 対応Androidモデルでは、オフラインになっているデバイスでも電源が入っていれば現在位置を表示することができます。ま
Appleの「探す(Find My)」に相当する、Googleの「デバイスを探す(Find My Device)」が今週にもリリースされる見込みです。Appleの紛失防止タグAirTagの不正使用を防ぐための機能も盛り込まれる予定です。 ベータサイトがすでに設置 すでに昨年発表されていたGoogleの「デバイスを探す」ネットワークですが、GoogleとAppleが共同開発していたBluetoothトラッカーの不正使用防止機能の実装に時間がかかっていたため、ようやく今になって公式リリースとなるようです。 すでにサイト自体は立ち上がっていますが、あくまでもベータのようで、現在のところデバイス登録などは行うことはできません。 今週にもリリースか Googleは先週、「デバイスを探す」ネットワークが近く始動することをメールで伝えています。 新しい「デバイスを探す」ネットワークを使えば、オフラインの
Appleが2024年秋にメッセージの標準規格であるRCS(Rich Communications Services)を採用すると発表した、との記事をGoogleがWebページに掲載しました。Appleが「2024年後半」と予告しているRCS対応は、iOS18公開に合わせたものとなりそうです。 「Appleが2024年秋のRCS対応を発表」 GoogleがAndroidの機能紹介ページで、「AppleがiOSが2024年秋にRCSに対応すると発表しました」との記事を掲載し「実現すれば誰もがより良いメッセージング体験が可能となります」と案内していた、と米メディア9to5Googleが報じています。 その後、GoogleのWebサイトから記事は削除されていますが、WaybackMachineで掲載を確認できます。 6月のWWDC24で発表、秋のiOS18でRCS対応開始か Appleは2023
動画再生アプリ「VLC」はWindowsやmacOS、Linux、iOS、Androidなど多様なOSに対応していますが、Android版のVLCは2023年2月を最後にアップデートの配信が止まってしまいました。なぜAndroid版VLCのアップデートが停止してしまったのかについて、VLCの開発チームが解説しています。 VLC for Android updates on the Play Store - DEV Community https://dev.to/npomepuy/vlc-for-android-updates-on-the-play-store-179j If you wonder why we can't update the VLC on Android version, it's because Google refuses to let us update: -
米アップルは、アルファベット傘下グーグルの生成AI(人工知能)サービス「ジェミニ( Gemini)」の「iPhone(アイフォーン)」への搭載に向け交渉しており、AI業界を揺るがす大型合意につながる可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、両社はアイフォーンのソフトウエアに今年搭載する新たな機能を強化するため、グーグルの生成AIモデル、ジェミニの使用許可(ライセンス)をアップルに与える交渉を活発に行っている。 関係者によれば、アップルは対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIとも最近話し合いを持ち、同社のモデルの使用も検討しているという。 アップルとグーグルとの合意が実現すれば、両社の検索エンジンでのパートナーシップがさらに強化される。グーグルは同社の検索エンジンをアイフォーンや他のデバイス
Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏によれば、AppleはiOS18の機能の一部として、Googleの生成AI「Gemini」を取り入れる可能性があるとのことです。自社生成AI開発が噂されていたAppleですが、ライバル社とタッグを組むことはあり得るのでしょうか。 デフォルト検索エンジンから標準チャットボットに? ガーマン氏は18日付けの記事で、Appleが生成AIにおいてGoogleと協力する可能性があると報じました。この情報は匿名の情報筋から得られたものとのことです。 Googleと言えば、すでにiPhoneのデフォルト検索エンジンとなるため多額を支払っていることで知られており、もし生成AIのGeminiがiOSに統合されることになれば、両社の関係はまた別の深みに達するのではないでしょうか。 ただし、AppleとGoogleとの間の既存の取引は最近多くの行政機
Appleは、Googleの生成AIサービス「Gemini」をiPhoneへ搭載に向けて交渉していることをBloombergのMark Gurman氏が報告しています。 それによると、Appleは次期「iOS 18」の一部として独自のAIモデルに基づく新たな機能を準備しています。新機能は、クラウド経由で提供される機能でなく、デバイス上で稼働する機能が中心になるため、Appleは生成AIの難しく手間のかかる部分を担うパートナーを探しています。 Google Gemini関係者によれば、Appleは最近、対話型AI「ChatGPT)」を開発したOpenAIとも話し合いを持ち、同社のモデルの使用も検討しています。 なお、AI契約の条件やブランディングを決定したり、どのように実装するかの最終決定はまだ行われていません。 The InformationやアナリストJeff Pu氏は、AppleはiO
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第38回目は、生成AI最新論文の概要5つを紹介します。 Appleが最大300億パラメータを持つマルチモーダル大規模言語モデル「MM1」を開発 OpenAIなどのクローズド大規模言語モデルの一部を許可なく取得する攻撃、Googleなどが開発 GPT-3.5の隠れ層のサイズを約4096と推定。非公開LLMの中身を抽出する手法 WebページのスクリーンショットからHTMLコードを生成するAIモデル「Sightseer」をHugging Faceが開発 実世界に強いマルチモーダル大規模言語モデル「DeepSeek-VL」 Appleが最大300億パラメータを持つマルチモーダ
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