チュートリアルの福田充徳が摘発されたことで一躍話題になった「ノーブレーキピスト」。 各メディアともこぞってその危険性を報じていたのだが、この報じ方がなんとも杜撰。というかわかってない。ピストとロードレーサーの区別すらもついていない記事が多すぎなのだ。 朝日新聞が8月7日付の記事で紹介した「競技用自転車の特徴」という図版によると、 ・軽量でファッション性が高い ・スピードが出しやすい ・ハンドルが下向き ・サドルの位置が高い ・タイヤが細く大きい ・ブレーキがない、または片方の車輪のみ ・ペダルに足止めがある と書いてある。「ブレーキがない」以外の項目は、何もピストに限った話ではないだろう!と突っ込まずにはいられない。 また、“ロードバイカーの一部が、「シンプルでオシャレ」という理由でブレーキを取り外している”など書く記事も見受けられた。 まったくもって、ピストと普通のロードレー