離れの書斎に、趣味のガレージ、仕事部屋。水まわり付きなら小さな住まい、別荘としても。自分らしい暮らし方を実現するツールとして、今注目を集める「小屋」を体感しに、長野県茅野市で行われた「小屋フェス」に行ってみた。 さまざまな可能性に満ちた、10m2以下の小屋16棟が集結 7月25日~~8月2日、長野県茅野市の尖石(とがりいし)遺跡周辺で開催された「小屋フェスティバル」。建築家、工務店、クリエーターが提案する16棟の小屋が、緑いっぱいの自然の中に出現した。 2014年には東京・虎ノ門で「小屋展示場」が開催されたが、今回の”フェス”では展示だけでなく、「小屋のある暮らし」を実際に体験できるのがポイント。内装の自由さと快適な居住性を目指した小屋、トラックに乗せてどこまでも運搬できる小屋など、ユニークなものも多い。 しかも実際に中に入ってみると、「こんな暮らし方、いいかも~」と、イメージがふくらむ。