東京では(ひとまず)サムスンが勝ちました。GALAXY S IIなどサムスン製のスマートフォンやタブレットが自社の特許権を侵害しているとして、アップルがサムスンに1億円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地裁はサムスンによる特許侵害を認めず棄却する判決を下しました。 東京地裁の訴訟でアップルが問題としていたのは、デバイスとPCのあいだでメディアファイルを同期する際の手法に関する特許。アップルはGalaxy S など8製品が侵害にあたると主張していました。しかし東海林保裁判長は、サムスンが製品で採用する方法はアップルの特許の範囲外であるとして、訴えを棄却する判断を示しています。 アップル vs サムスン / サムスン vs アップルの法廷闘争は世界中でさまざまな争点をめぐって続いており、先日にはアップルのお膝元サンノゼの連邦地裁で、アップル側の訴えをほぼ全面的に認め10億ドル超の損害賠償を命じ