「萌え」とは差別である、なんてことがはてなの非モテ系・オタク周縁系ではよく話題になります。 今回は、いつものシロクマ先生のこちら。 現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠 アニメキャラに対するように現実の女性にも「萌え」を適用することは、相手の人格を無視して自分の願望を押し付けることである、というこの論調はまぁ「萌え」に批判的な向きからはよく出てくるものではあります。 アニメというのは結局ただの絵ですから、そこで描かれる人物はわかりやすく誇張された「属性」を持たされ、それによってステレオタイプに落とし込まれることが、あるていど避けられないんですね。 これは「萌え」に限ったことではなく、かつてのアメリカには人種差別を根底にしたカートゥーンがよく見られました。『トムとジェリー』に、黒人のメイドが顔を出さずに真っ黒な手足だけで登場していたことをご記憶の方もいらっしゃると思いますが、も