山田厚俊(ジャーナリスト)「山田厚俊の永田町ミザルイワザルキカザル」 執筆記事|プロフィール|Twitter|Facebook|Blog 安倍晋三首相は1月13日、自民党役員会で「大変残念な結果だ。敗因をしっかり分析し、統一地方選に生かしていきたい」と語った。11日投開票の佐賀県知事選で、自公推薦の前武雄市長の樋渡啓祐氏が落選したことを受けての発言だ。 自民党衆院議員の中からは「なぜ、あんなヤツを推薦したんだ」と、訝る声も出ている。というのは、総務官僚出身の山口祥義氏も推薦候補に挙がっていたからだ。自民党関係者は語る。 「事前の県内世論調査で、樋渡氏と山口氏は30ポイントの大差がつくほど、樋渡氏の知名度が高かった。よもや、自公推薦で負けるとは思わなかった」 しかし、樋渡氏が出馬を決めて以降、ネットでのバッシングが酷かった。それが影響したのか。(株)ダイアログ代表で、選挙プランナーの松田馨氏