第11回 ブログ再炎上、きっかけはアイドル名と句点 政治アナリスト 花岡 信昭氏 2006年6月6日 「薮本問題」というのが発生していたことを最近知った。日本テレビ男子アナウンサーが起こした盗撮事件に対して、元日本テレビアナウンサーの藪本雅子さんが自身のブログで「社会的制裁を受けたのだから」などと盗撮アナ擁護とも受け取れる発言をした。それに対して1300件以上のコメント、トラックバックが寄せられ、ついにブログ閉鎖に追い込まれたのだという。 筆者も、ネット社会の実態を知らなければと思い、ささやかなブログとメルマガで情報発信をしている。そしてここでも起こってしまった。「ブログ炎上」(注)というやつである。筆者にとっては、NHKトリノ五輪中継の「荒川静香・日の丸ウイニングラン」以来である。 注)ブログ主に対して批判的なコメントが殺到すること そのコメント数は、1300には届かないも
上/PSEマークは電気製品が安全確認検査済みであることを示す。 今年4月から、このマークのない家電製品は販売できなくなった 写真/中田裕史 右下/安全確認検査の検査機器。1000Vの電圧を1分流し、絶縁性などをチェックする 写真/管野勝男 左下/ハードオフ社長室が残しているPSE法関連の記録 ファイル7冊分の分量がある 写真/管野勝男 「PSE法(電気用品安全法)問題ではお役所に振り回され、かなりの損もした」 リサイクル店を展開するハードオフコーポレーションの山本善政社長は恨めしげだ。 PSE法では今年4月から、安全確認検査を受けたことを示す「PSEマーク」のない家電製品の販売を禁じている。当初は「中古品は対象外」と思われていたが、1月末に経済産業省は「対象内」との解釈を示した。ハードオフの在庫はこの時点で16%がPSEマークのない製品。これが4月1日から売れな
いま、最も注目すべきゲームメーカーはどこでしょう? そう聞かれたら、迷うことなく「セガ」と答えたいと思います。この2~3年のセガの勢いには、驚くべきものがあるからです。 「え?」と思う方は、一度ゲームセンター(アミューズメント施設)に行ってみてください。デパートの屋上でもいいでしょう。そこではセガ製のゲームが、大きな熱気とともに受け入れられ、時には3~4時間待ちの行列を生み出していることが確認できます。 「ムシキング」で子供、「三国志」で大人、そして このムーブメントを生み出したのは、カードを利用したテレビゲーム群。2003年に登場以来、低年齢の男の子たちを夢中にさせ続けている「甲虫王者ムシキング」や、2005年に登場し、大人たちをゲームセンターに呼び戻した「三国志大戦」などが、既にスマッシュヒットを記録しています。 最大の魅力は、多種多彩なカードが用意されていること。プレイするたびにそれ
私がマイクロソフトをやめるキッカケを作ったのが、「イノベーションのジレンマ」という本だということは、以前にも書いた。IT業界でビジネスをしている限り、大きな会社にいようと、小さなベンチャー企業にいようと、この本に書いてあることを日々意識しながら仕事をするかどうかは大きな違いを生むはずだ。 このブログでも何度も引用しながら、一度もちゃんと解説を書いたことがなかったことに気が付いたので、今日のエントリーは、この本に書かれているコンセプトの解説。 そう思っていつもの様に書き始めたのだが、文字だけではとても伝えにくいコンセプトだ。しかし、図解と言えばパワポ、というのもありきたりすぎるので、会社の廊下にあるホワイトボードに手書きで描いた図を、携帯電話で撮影したものを使うことにした。通りがかった社員にも見てもらえるので、一石二鳥である。 上の図は、この本に書かれたコンセプトを一般化したもの。ブルーのラ
今まで何度か間接的に指摘して来たゲーム業界の抱えるジレンマ、私自身がスクエニの内部事情を知りすぎていることもあり少し遠慮してきたのだが、やっとおおっぴらに話せるネタが発表されたので、今日はそれに関するエントリー。そのネタとは、 スクエニ、松下電器の「Tナビ」向けにカジュアルゲームなどを提供 キングタム・ハーツII、ファイナル・ファンタジーXIIなど超大作と比べたら、業界へのインパクトもファンの反応も微々たるものだが、実は「ゲーム業界の抱えるジレンマ」を乗り切るためにこれからスクエニが(そしてたぶん他のゲームメーカーも)着手するリスクヘッジ戦略の一つであるという意味ではとても重要な意味を持つ、「明日のための一手」である。 ゲーム業界の人であれば誰でも、ゲーム機の世代交代がおこる今年から2008年の前半ぐらいにかけてがゲーム業界にとって正念場であることは知っている。しかし、残念なことに業界の大
ブログで情報を発信していても、Googleを使いにくいと感じるねじれ 一昨日、世話になっている方の自宅に招かれた折、大学生と高校生のご子息とウェブの話をする機会があった。youtubeの動画をローカルにダウンロードする方法をおもむろに訊かれて、はてブの人気エントリーからそれらしいページを掘り出して講師ヅラをして帰ってきたのだが、ブログと検索エンジンの使い方に関して興味深い話を聞けたので書き留めておきたい。 兄はライブドアで、妹はgooでブログを開設しているとのこと。若い世代とブログの話ができる、と嬉しくなり、思わず「”はてな”って知ってる?」と水を向けると「はてなって、なに?」との答え。まあブログサービスとしてはまだ中堅止まりだから知らないのも止むなしか。ならGoogleを引き合いに出してGoogleの日本版みたいなものを目指している会社なんだよと説明すればわかりやすいかと仕切り直して「G
eXperts Connection はシステム エンジニアやシステム管理者を対象とし、マイクロソフトのサーバー システム製品を中心に情報交換や意見交換を行うコミュニティです。ユーザーとマイクロソフトからなるチームでテーマを厳選して議論し、情報を共有・蓄積していきます。また、エキスパート コネクションは .NET Framework上で作成されており、サイト上でソースコードを公開しています。ソースコードに対する機能追加や修正に関する議論を行うことで、お客様が作成する.NET アプリケーションの参考にすることが可能です。 eXConn Blogsでは 「マイクロソフト社員による個人または部門(チーム)の Blog」 の運用を行っています。 このブログでは、マイクロソフトでの経験を活かした部門チームが、セキュリティエンジニアを目指している未経験者達が今後取るべき資格や、IT業界においてのセキュ
IT技術を中心に、暮らしに役立つ情報からクラシック音楽の解説まで気軽に情報発信しています。 WEBサイトはhttp://toremoro21.world.coocan.jp/ Twitterは@toremoro21です。 Blogに対する客観的評価基準の一つとして、アクセス数がある。 例えばBlogAに1日1万件のアクセス数があると、「BlogAは人気あるよね~」と言われたりする。 確かにアクセス数というのは、誰に対してもわかりやすい数字である。少なくともそのBlogの閲覧回数はわかる。 そのような意味で今後もアクセス数は、Blogの客観的評価基準の一つとして残るはずだ。 しかし、よく考えてみるとアクセス数というのは、Blogの内容に対する評価にそのままあてはまるワケではない。 そこでまずBlogに対するアクセス方法を考えてみよう。 一般にBlogにアクセスする方法は [1]他Blog、H
IT技術を中心に、暮らしに役立つ情報からクラシック音楽の解説まで気軽に情報発信しています。 WEBサイトはhttp://toremoro21.world.coocan.jp/ Twitterは@toremoro21です。 先日、[Blog]私がアクセス数よりもはてブのブックマーク数を気にする理由を書いたところ、大きな反響を頂いた。 はてブのブックマーク数をBlogの質の客観的な評価基準になるかもしれないという提案をしたところ、賛否両論頂いた。どちらの意見もとても筋が通るものであった。 反響に対する私の意見を言う前に、まずはアクセス数とはてブのブックマーク数の違いについて、少し整理してみよう。 アクセス数: HP、Blog、検索エンジン等のリンクにより、該当Blogを閲覧した回数。該当Blogを閲覧するかどうかは「リンクされたページの内容、表示」に大きく依存することに注意! 該当Blogの内
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『80対20の法則を覆す ロングテールの法則』という本があります。 ロングテールはWeb2.0をめぐるキーワードの1つですが、このキーワードを説明するのに、上の本のタイトルのように「80対20の法則を覆す」といった形で説明されることがよくあります。 しかし、これはある意味、間違っていると思います。 「80対20の法則」が単に「売上の8割は2割の優良顧客が生み出す」といったものを示すのであれば間違いとは言い切れませんが、「80対20の法則」がそもそも1897年に、イタリアの社会・経済学者ビルフレッド・パレートが発見した「パレートの法則」と同一のものを指しているなら、完全に間違いです。 私は上記の本を読んでいないので、本の中身についてどうこう言うつもりはないですが、そのタイトル
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Webマスターの悩み会社からは「いまの時代、Webが重要だ」と言われ、Webマスターに任命されてはみたものの、まわりの人間や上司はぜんぜんWebについてのリテラシーは高くなく、かくいう自分も人のことは言えず、SEOやブログって言葉くらいは知ってるものの、流行のWeb2.0もなんだかよくわからないし、一体、これから何をどうしていけばいいんだろう? きっと、そんな悩みを多く抱えるWebマスターの方って結構多いんじゃないかと思う今日この頃。 とりあえず、自社のWebサイトをどうにかしようと、業者に頼んでみたものの、彼らが使う言葉はいまいち理解しきれなくて、それこそユーザビリティだとかアクセシビリティだとか、グローバルナビゲーションだとか適切なマークアップだとか、ターゲットブラウザ
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 おとといの夜に書いた「企業のWebマスターのための「せめてこれだけは使っておこう」」は、予想外の皆さんにはてなブックマークやdel.icio.usにブックマークしていただき、びっくりしています。 たくさんの方に読んでいていただき、そして、そのことでいろいろ学ぶことができたので、感謝しています。 あのエントリーでは書ききれなかった部分もありましたし、皆さんにブックマークしていただいたことで、このブログのアクセス数などにどれだけ影響があったかもお伝えしておくのもいいかと思ったので、企業のWebマスターのための「せめこれ2」と題して、すこしまとめてみようと思います。 「せめこれ」を書いた理由自分が仕事でおつきあいをさせていただいているお客様でも、ああいう形で困っているWebマスタ
手嶋守の社長ブログは移転しました。最新の記事は新設手嶋社長ブログでお楽しみください。 ブックマークやRSSを設定されている方は、ご登録の変更をお願いいたします。 こんばんは、SNS原理主義者の手嶋です。 mixiがニュース機能を導入したあたりから、SNSの本質的な機能追求はOpenPNEがやっていくんだろうなぁと考えるようになりました。 「人と人との社会的なつながりをWEB上に持ち込んだシステム」がSNSだとすると ニュース機能よりも先に実現すべき機能はたくさんあるのでは無いかと思っています。 個人的にですが、mixiで流行っていない順に機能を列挙していくと 1.スケジュール 2.天気予報 3.レビュー 4.アルバム 5.ニュース あたりだと思います。 ダメな機能順で考えるとニュースは結構流行っているし、使えるのかなとも思いますが、なんかしっくり来ません。 「人
ソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)は6月6日に、「So-net SNS」(β版)をオープンした。いままでのSNSサービス同様に、SNSにユーザとして参加できるほか、自分自身がオーナーとなってSNSを新たに作り運営できるのが最大の特徴だ。オーナーだから、サイト名、ユーザの招き方(登録制/招待制)、利用規約、デザインなどを、自由にカスタマイズできることが大きな売りとなっている。 今回のオープン直前に、「So-net SNS」の担当である、ポータル事業部門 編成部 編成1課の水谷祐司氏と千輝仁氏から、直接お話を伺うことができたので、コンセプトまで含めてさまざまな情報をお伝えしたい。 まず、SNSを開設するには、So-net IDが必要となる。IDを登録→サブドメイン指定→SNSの名称決定、という3ステップで簡単に、オーナーとしてSNSを開設できる。ただしSo-net ID1つに
世界新聞協会(WAN)の発表(5日)によると、世界中の新聞発行部数(有料+無料)は2005年でやや増え、新聞広告による収入は4年間で最高額を示したという。 http://www.moscow2006.com/eng/news/congress/1375/ 発行部数は前年比1・21%増。過去5年では7・8%増。無料の日刊紙は全発行部数の中で6%を占め、欧州では17%を占める。有料新聞だけを見ると、前年比0・56%増だ。有料新聞の発行部数は4億3900万部。無料新聞を入れると4億6400万部。 販売収入では0.56%の増加、過去5年では 6%増。 WANによる調査結果は、モスクワで開催されている第59回世界新聞大会で発表された。 新聞をオンラインで読む人は増え続けており、2005年で前年比8・71%増。 発行部数の大きな新聞をリストアップすると、10紙の中で7紙がアジアの新聞だった。中国、日本
フィードビジネス・カンファレンス第4回 - Web2.0時代のFeedの実践的活用 - スポンサード リンク フィードビジネス・カンファレンス第4回 - Web2.0時代のFeedの実践的活用 - ・フィードビジネス・カンファレンス第4回 - Web2.0時代のFeedの実践的活用 - http://www.feedsphere.com/conference/ フィードビジネス・カンファレンス第4回 - Web2.0時代のFeedの実践的活用 - でパネルディスカッション2 「2006年夏 注目のサービスとは 」セッションのモデレーターを担当することになりました。RSSの最新トレンドについてプレゼンさせていただこうと思っています。RSSやメタデータって技術的な面白さはわかったけど、どうやって儲けるの?という疑問を持った方にこのカンファレンスはおすすめです。 日時: 2006年 6月 12日
・ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション スポンサード リンク ・ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション ハイテク製品を成功に導くマーケティング理論書「キャズム」から15年が経過した。 ・キャズム 著者の仮説の適切さはその期間の市場の動きで実証されてきた。企業の成長にはパターンがあり、適切なイノベーションを適切な時期に投入できるかが、企業の永続成長か破滅かの道を決めている。この本は、トレンドの急成長の分水嶺となる「キャズム」を超えて、市場の成長期にも衰退期にも、永続的に繁栄できるイノベーション戦略とは何かを語る集大成。 「コアとコンテキスト」、そして「慣性力」は今回のキーワードだ。 「 タイガーウッズにコアとコンテキストの間でどのように時間配分をすべきか問われたら、あなたはどのようにアドバイスをする
世間の目 スポンサード リンク ・世間の目 「世間が許さない」「世間体が悪い」「渡る世間は鬼ばかり」。日本には世間がある。「世間を見返してやる」「世間に申し訳がたたない」「世間に恩返しする」など個人の強い行動原理にもなっている。 この本では、日本人にありがちな以下のような世間のシーンが分析される。 ・ひとりだけ別メニューを頼めない日本人 ・記者会見がたいてい「世間を騒がせて申し訳ない」ではじまるワケ ・お中元とお歳暮と義理チョコは絶対になくならない ・首相ですら過労死する国・ニッポン、長期休暇はあいかわらず職場の非常識 ・取調べ室で「お手数おかけしました」とカンタンに自白する被疑者たち ・もらいものをしたら必ずお返しをしなければならない、と思ってしまう ・子どもの犯罪に親が責任を取って自殺してしまう国 ・事故機の乗客名簿を一刻も早く発表したがるのは日本人だけ ・ウサマ・ビンラディンは氏づけ
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夜這いの民俗学・性愛編 スポンサード リンク ・夜這いの民俗学・性愛編 ■おおらかだった日本の性 見込み通りの大当たり。赤松啓介は面白い。 柿の木問答。 「あんたとこに柿の木あるの」「ハイ、あります」「よう実がなりますか」「ハイ、ようなります」「わたしが上がって、ちぎってもよろしいか」「ハイ、どうぞちぎってください」「そんならちぎらしてもらいます」 これは後家や近所の主婦が、13か15歳くらいの童貞の子供に性の手ほどきをする際の儀式であったらしい。新婚初夜にも使ったそうだ。はじめてする男女が心を通わせるために、こうした儀式的対話を演出道具のひとつとして使っていたという。 夜這いは男が女の家に侵入して交わって帰ること。相手はころころ変わってよい。お前、昨日、うちのかあちゃんと寝ただろう、とか、うちの妹のとこにもきてやってくれよ、と友人や隣人と普通に会話している男たちがいる。女もあっけらかんと
「個」を見つめるダイアローグ スポンサード リンク ・「個」を見つめるダイアローグ 個をみつめるダイアローグ この二人は凄いな。先見の明。 終始、対話が煮詰まらず外へ未来へと向かう。 作家・村上龍とITの伝道師・伊藤穣一の対談本。 目次: 「 第1章 「個」がつながる世界で ■「個」のネットワークという「思想」 お金と権力の外へ/蜘蛛の巣のような信頼関係/コミュニケーションは喜びそのもの/「オープン」というキーワード/正確なコミュニケーション ■メディアと「個」 メディアの「パラダイム」は古い /アマチュアが参加するジャーナリズム/「無難な思考」では何も見えてこない/一丸となることはもはや不可能 第2章 国と「個」 ■適応が遅れる日本社会 プライバシーと民度/リスクの先延ばしという非合理性/決定権と責任がセットになっていない/閉ざされた社会と開かれた社会/洗練を拒否するという態度/「外国人
科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか スポンサード リンク ・科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか 授業では、本論よりも、余談として語られる偉人のエピソードの方が、強く印象に残ることがある。この本は各章が、偉大な科学者の名言と逸話で始められている。アインシュタイン、ニュートン、チョムスキー、朝永振一郎、寺田寅彦、ラモン・イ・ハカール、ダーウィン、キュリー夫人。 この本は、科学とは何か、研究とは何か、そして科学者とはどのような仕事か、を第一線の研究者である著者が、研究者を志す人たちに向けて講義する内容。科学者としての創造性に焦点があてられている。 研究発表の心構えについて触れた章が、個人的に参考になった。 ビジネスセミナーや授業で何かを話すとき、何を話すかは大抵、あらかじめ決まっている。問題はどう話すかなのだけれど、前提として、どこから話すか、の問題があるよな、と思ってい
« パスワードの安全性を評価するPassword Evaluation Soft | Main | 思索の淵にて―詩と哲学のデュオ » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評:文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評: 仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術|書評:社会・世間 |書評:教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評ベスト10
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