総合／中国、金解禁に日の丸流 個人向け第１弾 ノウハウ伝授 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE金取引を段階的に解禁している中国の大手銀行が、毎日一定額ずつ金を買い増す「純金積み立て」という個人向けサービスを来年にも始めることが２５日、分かった。金投資の“先輩”である日本の関係者がノウハウを提供する。世界的な金融危機で安全資産の金が注目を集める中、リスクの少ない積み立て方式の金投資にはインドやベトナムも関心を寄せている。 ◆予想超える応募 中国で純金積み立ての取り扱いの検討を進めるのは、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国工商銀行の主要４行。中国政府が昨年１月に金の売買を本格的に解禁したことを受けたもので、試験的にサービスを始めた中国銀行には、予想を超える応募があったという。 商品開発にあたり、４行は金の国際調査機関のワールド・ゴールド・カウンシル（ＷＧＣ）の日韓地域代表を務める豊島逸夫氏に協力を求めた。豊島氏は４月に北京を訪れ、売買注文や決済手法といった取引の実務
