ダッソー・システムズ(本社東京)は、IBMのPLM事業部門買収後の体制や同社が提唱する「PLM 2.0」などに関する記者説明会を開催した。買収については、「開発と営業の一体化でユーザーにより高い価値を提供できるし、販売チャネルの混在が招いていたユーザーの混乱も解消できる」(ダッソー・システムズ代表取締役社長の末次朝彦氏)として、既存の顧客も好意的に受け入れているとの見方を示した。
ダッソー・システムズ(本社東京)は、IBMのPLM事業部門買収後の体制や同社が提唱する「PLM 2.0」などに関する記者説明会を開催した。買収については、「開発と営業の一体化でユーザーにより高い価値を提供できるし、販売チャネルの混在が招いていたユーザーの混乱も解消できる」(ダッソー・システムズ代表取締役社長の末次朝彦氏)として、既存の顧客も好意的に受け入れているとの見方を示した。
IBMの半導体連合、28nmチップ製品は2010年後半と発表:Intelの32nmは2009年後半の予定 米IBMが率いる次世代半導体技術開発アライアンスは4月16日、現在開発中の28ナノメートル(nm)チップを搭載した製品が、2010年後半には登場すると発表した。同アライアンスは、High-k(高誘電率)/メタルゲート(HKMG)素材を用いた28ナノメートル(nm)の省電力半導体技術を共同開発している。28nmプラットフォームはHKMG素材により、次世代のモバイル製品に高い処理速度とより長いバッテリー駆動時間を提供できるという。 このアライアンスにはIBMのほか、Chartered Semiconductor、Infineon、Samsung、STMicroelectronics、AMDから分社化したGLOBALFOUNDRIESが参加し、32nmプロセスの開発も行っている。 28nm技
Sunにとって最善の選択肢は、やはりIBM――アナリスト見解:独立を維持できないなら(1/2 ページ) IBMは買収提案を取り下げたと伝えられているが、アナリストらは、Sunにとって最良の選択肢はIBMとの交渉をまとめることだとしている。同社を買収したいと思う企業は少なく、独立を維持できる見込みも小さいようだ。 アナリストらによると、結局、Sun Microsystemsにとって最善の策はIBMに買収されることであるようだ。 IBMによるSunの買収をめぐる交渉は二転三転している。IBMは約70億ドルの買収金額を提示していた。しかし伝えられるところによると、Sunの幹部が金額に難色を示したことで、IBMは4月4日、買収提案を取り下げたようだ。 Sun買収をめぐる動きの背景には、同社が巨額の赤字を出している(2008年10~12月期は約2億900万ドルの損失、2009年1~3月期は赤字幅がさ
IBMとSun Microsystemsとの買収交渉の報道は、業界に大きな衝撃を与えた。The Wall Street Journal(WSJ)の第一報以来、両社は沈黙を守っているが、メディアは、その経過を全力で追っている。買収、合併が日常茶飯事のIT業界でも超ド級の縁組みであり、成立すれば業界に大きな影響を与え、再編につながるという見方が強い。 WSJが関係者の話として伝えたところでは、成立すれば、買収額はSun株の17日の終値に100%のプレミアムをつけた65億ドル以上になる見込み。Sunはここ数カ月の間、いくつかの企業に買収をオファーしており、Hewlett-Packardは、これを断ったという。Sunを買収するような最後の大物IBMが現在、交渉中というのだ。 各メディアの報道は、苦境にあえぐSunが身売りを選んだという点で一致しているが、買収する側のIBMの狙いについては、見方が分
ライバル社をけなすことで有名な米コンピューター大手サン・マイクロシステムズの共同設立者スコット・マクネリ氏だが、自社が同業最古参の米IBMに吸収されるのを目の当たりにすることになるかもしれない。状況に詳しい2人の関係者が匿名で語ったところによると、IBMは買収に向けてサンの財務状況を精査中。両社の交渉は来週までずれ込む公算が大きいが、今週中に合意が発表される可能性もあるという。IBMはサン株1株に対し17日の終値の2倍余りに相当する約10ドル(約978円)を支払うもようだと語った。サンの買収に成功すれば、世界のコンピューターサーバー市場におけるIBMのシェアは、ほぼ5割に達する。 ◆先端はクラウド IT(情報技術)バブル崩壊後、サンの売上高および収益の成長率は失速。顧客はヒューレット・パッカード(HP)やIBM、デルといった同業他社に流出している。市場には、インテルの半導体集積回路
Wall Street Journalが先週、「交渉中」と報じたIBMによるSunの買収が実現すれば、Sunと関係の深い富士通の立場はどうなるのか。興味深い見方もあるようだ。 残したいSunならではの革新性 Wall Street Journalが先週18日、関係筋の話として、米IBMが米Sun Microsystemsに対して買収交渉を進めていると報じた。買収額は65億ドル以上になる見込み。この数字は17日時点でのSunの時価総額(約37億ドル)の2倍に相当する。 同紙によると、ここ数カ月の間、Sunは複数の大手IT企業に身売りの話を持ちかけていたとしており、米Hewlett-Packard(HP)はその話を断ったと伝えている。 この報道を受けて、低迷を続けていたSunの株価は急騰し、18日終値で前日に比べ約8割高の8.89ドルまで上昇した。一方のIBMの株価は同1%安の91.95ドルだ
Expired:掲載期限切れです この記事は,ダウ・ジョーンズ・ジャパンとの契約の掲載期限(90日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
Expired:掲載期限切れです この記事は,ロイター・ジャパンとの契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
米IBM Corp.の研究開発機関であるIBM Researchは2009年3月13日,最新Web技術を公開する報道機関向けイベントを開催した。同日は1989年にTim Berners-Lee氏が「World Wide Web」の技術提案を起草した日からちょうど20年に当たる。IBM Almaden Research CenterのSenior Manager, User Systems and Experience ResearchであるStefan Nusser氏は,「爆発的に拡大するWebコンテンツを,ユーザーに分かりやすくするWeb技術が我々の研究の大きなテーマ」と説明する。以下,注目を集めた展示を紹介する。 Webサイト公開情報の適切度を「見える化」 SNS(social networking service)などのWebサイトを利用するユーザーは,どの程度までなら自分の個人情報
米IBMは13日(現地時間)、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」に搭載されるCPU「Broadway」を5,000万個出荷したと発表した。3月11日には、AMDからATIのGPU「Hollywood」が5,000万個を出荷したと発表されている。任天堂の決算資料によると、2008年12月31日時点でのWiiの出荷台数は4,496万台。 IBMのBroadwayは、PowerアーキテクチャをベースにWii用に設計されたカスタムCPU。製造は米国イーストフィッシュキルのIBMファブで行なわれており、SOI(Silicon-on-Insulator)技術を用いて、性能を高めながら消費電力を抑えている。 任天堂 代表取締役専務・統合開発本部の竹田玄洋本部長は、「IBMのPowerアーキテクチャは、Wiiの独特なデザインを実現するカスタムCPUの開発が行なえる柔軟なプラットフォームを提供しています。また
1月1日付で就任した日本IBMの橋本孝之・新社長(写真)は2009年2月19日、記者会見を開き、2009年の経営方針を説明した。新規ビジネスの拡大と「価値創造型提案」の実践の二つに注力する方針を明らかにした。「時間の60%を顧客訪問に充てる」など、トップ自ら営業力強化に取り組む姿勢を強調した。併せて「自由闊達な企業文化の醸成」に努める決意も明らかにした。 新規ビジネスの拡大は、昨年8月に新設した「事業開発」が中心になって取り組む。顧客を従業員1000人以下の中堅・中小企業、同1000~1万人規模の既存顧客企業、同1000~1万人規模の新規顧客企業を重点的に開拓する。 加えて新規アウトソーシング契約獲得を強化する。インフラ構築などを手がけるGTS事業部門内に専任部隊を新設。BTO事業担当部門と統合し、30人体制で顧客を開拓する。「景気低迷によりアウトソーシングに踏み切る企業が増える」と読む。
日本IBMとIBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)は2009年2月17日、コスト削減などを支援する「金融危機による世界同時不況に対する緊急オファリング」の提供を発表した。特徴は「ソリューションではなく、オファリング(対策提案)の形式を採っていること」とIBCS戦略コンサルティンググループの金巻龍一専務は強調する。 金巻専務によるとソリューションは、「顧客企業のニーズを聞きながら提案を作成して、顧客企業に提示すること」を指す。これに対してオファリングは、「あらかじめ適用領域や効果をメニュー化して顧客企業に提示」する。「現在の経済状況を考えると、顧客企業が欲しいのは漠然とした内容ではなく、効果や内容が見えるオファリングだ」と金巻専務は語る。 提供するオファリングは大きく4種類ある。6カ月以内にコスト削減を実施したい企業向けの「CategoryA」、コストダウンすべき要件はわかってい
サイバーエージェントと日本IBMは2009年2月3日、ブログやコミュニティにおけるユーザーの興味や行動の傾向を効率的に分析する技術を開発したと発表した。サイバーエージェントは2009年3月よりブログサービス「Ameba(アメブロ)」で同技術を用いた新機能を搭載する予定。新たな広告配信技術としても活用していくという。 新たに搭載する機能は「ブログ推薦機能」と「ブログサポーター機能」の二つ。ブログ推薦機能はブログを読む、ブログ記事を書く、ほかのブログにコメントを書き込む、読者登録をするといったユーザーの行動を基にユーザーの興味や関心を分析し、その興味や関心に沿ったほかのブログを推薦する機能。各項目を総合的に分析して、一致する割合の高いブログを紹介する。 一方、ブログサポーター機能はAmebaで展開されている約3500人の芸能人や著名人のブログ読者からロイヤルティの高い読者を抽出し、芸能人や著名
会員限定サービスです 月額プランが10月末まで無料 お申し込み 会員の方はこちら ログイン 日経クロステック TOPページ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く