「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは17日、肉や野菜に国産素材を使ったハンバーガー「とびきりハンバーグサンド」シリーズの第3弾を10月14日から発売すると発表した。売り出すのは、北海道産の生乳100%からつくった同社独自のチーズを使った「チーズ」(390円)と、「きのこと根菜ソテー&チーズ」(420円)。500万食の販売を目指す。 とびきりハンバーグサンドには、国産100%の牛肉と豚肉の合いびきを使用しており、量は90グラムと通常品の1.5倍に増やした。「チーズ」はしょうゆ味ベースに黒コショウをまぶし、「きのこと根菜ソテー&チーズ」は、国産キノコと野菜を赤ワインとしょうゆで味付けしてチーズとの相性を高めた。 同社は昨年12月にとびきりハンバーグサンドの第1弾を発売したのを皮切りに、今年3月には第2弾「トマト&レタス」を投入。国産へのこだわりが、女性客を中心に人気で、今年8
「築地銀だこハイボール酒場」の代表的なメニュー。ハイボールとたこ焼き2種類 たこ焼き店「築地銀だこ」などを展開するホットランド(群馬県桐生市)は、サントリーの協力を得て、お酒を立ち飲みしながら、たこ焼きを楽しめる新業態の店舗「築地銀だこハイボール酒場」を今年中に首都圏を中心に15店舗程度出店する。従来より営業時間を長くすることができる特徴を生かし、新しい顧客を取り込みたい考えだ。 同社では5月下旬に「築地銀だこ」の新業態1号店として、「築地銀だこハイボール酒場」を東京・新宿歌舞伎町に出店している。昼はランチメニュー、夜はバーメニューとし、定番のたこ焼き(8個500円)だけでなく、スパイシーなサルサソースをレタスに包んで食べる「レタスdeたこ焼」や、四川風・タイ風の味が選べる「ピリ辛 たこ焼」に加え、枝豆などお酒に合うつまみ類もある。従来通りのテークアウト(持ち帰り)もできる。 「築
富士フイルムは22日、高画質で自然な3次元(3D)映像を簡単に撮影できる3Dコンパクトデジタルカメラ「ファインピックス REAL 3D W1」を8月8日から発売する、と発表した。市場想定価格は6万円前後で、国内外あわせて年間10万台の販売を見込む。 カメラに左右の目の働きをする2つの光学式3倍ズームレンズや有効画素数1000万画素の2つのCCD(電荷結合素子)を搭載。被写体にカメラを向け、シャッターを切るだけで高画質3D映像を撮影できるほか、カメラの液晶画面上でも立体画像を見ることが可能だ。 これまで、3D映像を撮影できる業務用の製品はあったが、個人向けでの発売は世界で初めて。 3Dデジカメの販売に合わせて、富士フイルムは8.0型の液晶モニターで3D映像を鑑賞できる3Dビューワー「ファインピックスREAL 3D V1」を発売。3D画像を写真プリントする「3Dプリント」サービスも
関西で人気のスイーツカフェが、東京に進出して話題になっている。そのコンセプトは、青果市場で厳選した果物からつくった「市場(いちば)スイーツ」。少子化を背景に、果物や野菜の消費が落ち込む中、スイーツに加工して食べやすくすることで、これらの食材に改めて目を向けさせる効果も生み出している。 人気を集めているのは、アローフィールド(東京都江東区)が展開するスイーツカフェ「FRuVEGe(フルベジ)」。昨年11月に東京・自由が丘のスイーツテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」に初めて出店したが、その直後から、同テーマパークでも1、2を争う人気店となっている。 さらに、今年3月には東京・成城のスパリゾート「THE SPA 成城」に、4月には東京・銀座のプランタン銀座へと立て続けに出店した。 提供するスイーツは素材の良さを最大限に生かすため、クリームなどの甘さを抑えて、果物本来の味や甘さ
「静岡では伝統的にイルカを食べるんですよ」。先日、こんな話を捕鯨関係者から聞きました。イルカは水族館に行けば、いろいろな芸を披露し、ダイビングで出会えば人に愛嬌(あいきょう)を振りまく…。どうしても食べ物として想像できない。そんなことを考えていると、以前、中国人から聞いた話を思いだしました。 その中国人は来日した当初、人に連れられて散歩している犬を見ると、「おいしそう」と思っていたそうです。日本人には到底理解できませんが、中国では当たり前のように犬を食べる。国によって食文化が違う。そう痛感した記憶があることを関係者に話すと「捕鯨反対を唱える国も矛盾があるんですよ」という答えが返ってきました。 調査捕鯨に強く反対するオーストラリアでは、同じほ乳類のイルカを食べる。しかも「どれだけ捕獲されているのかを政府は把握していないほどだ」と関係者は明かします。しかし、こと捕鯨になると、厳しい態度で臨
野口歯科医学研究所(栃木県小山市)の開発した口腔機能水「パーフェクトペリオ」=写真=について、東京医科歯科大学が従来の洗口剤と比べ、虫歯菌や歯周病菌に対する高い殺菌効果があることを確認した。口腔内の虫歯菌や歯周病菌を10秒間うがいすることにより、ほぼ100%殺菌することができるという。虫歯、歯周病予防の切り札として今後注目を集めそうだ。 2005年に開発されたパーフェクトペリオは、人体への影響を最小限に抑えつつ、虫歯菌や歯周病菌を溶菌する口腔機能水。白血球と同じ殺菌成分である「次亜塩素酸」と「炭酸水素ナトリウム」が含まれた電解水により、虫歯菌や歯周病菌の周囲にあるバイオフィルム(口腔内微生物によって膜状につくられる構造体)を破壊し、菌を破裂させる仕組みで、現在は約200の歯科医院で販売されている。 従来の虫歯菌や歯周病菌の殺菌に使用していた抗生物質などの薬とは異なり、白血球と同じ殺
大袋に入った駄菓子のイメージが強かったマシュマロが、おしゃれなスイーツになってきた。カラフルな見た目や口溶けの良い食感、焼いたり冷やしたりの食べ方が提案され、ギフト需要も伸びているようだ。 マシュマロの国内シェアが約6割のエイワ(東京都世田谷区)によると、きっかけは数年前の美肌ブーム。ゼラチンのコラーゲン豊富なマシュマロが、にわかに注目されたという。 マシュマロで黄身あんを包んだ「鶴の子」で知られる菓子製造の石村萬盛堂(まんせいどう)(福岡市博多区)は、約100年続く老舗の技術を生かして今年、ギモーブ(高級マシュマロ)の専門店「シュワリ」を同市内にオープンした。 水分量を多くして溶けるような食感を実現。中にクリームやピューレを詰めたギモーブは、緑、赤、オレンジなど、とてもカラフルだ。デパ地下にショーケースが3つ並ぶだけの小さな店舗だが、ホワイトデー前には最高で1日約1000人、
外食産業の値下げの波が止まらない。景況感の悪化に伴い消費者の節約志向が高まる中、遠のく客足をつなぎとめる狙いからだ。利益率の低下も避けられないが、ファミリーレストランなどでは「客に来てもらわなければ、何も始まらない」のが実情。不況の出口が見えない中、外食値下げがさらに広がるのは確実で、デフレが加速する可能性もある。 日本マクドナルドは、3月6日に発売した朝食専用メニュー「マックホットドッグ クラシック」を3月27日から30円下げ 190円にした。同社が新商品を1カ月もたたずに値下げするのは珍しい。また関東地方限定で平日のランチタイムのバリューセット価格を70〜 160円値下げしたが、これを2月9日から近畿を除く全国に広げるなど、節約需要の取り込みに躍起だ。 ファミレス各社にも値下げの動きが広がる。ロイヤルホールディングス傘下のロイヤルホストは先月10日、「あつあつ鉄板 和風ハンバー
経済産業省と農水省は、人工的な光と温湿度管理によって通常の10倍、20倍もの増産が可能な植物工場の普及を図るため、補助金制度を創設することを決めた。許認可の煩雑さや企業が参入する際の障壁なども、農地法の改正などを視野に解消を目指す。食料自給率の向上や食品の安全性向上、地域の活性化にもつなげたい考えで、両省は2009年1月から共同の検討チームを作り、3月末にも普及に向けた報告書をまとめる。 ≪レタス年20回収穫≫ 植物工場はガラス張りの施設や建物内で温湿度や光、養液など、植物の成長に必要な条件を最適化して生産量の最大化を目指す仕組み。光や温湿度などを完全に制御する場合、工場のような建物のなかに栽培用の壁面を立てかけたり、何段もの容器を重ねたりして栽培する。 工場内では成長スピードが通常の2〜4倍になるうえ、季節変化にも影響されない。多くは養液などを利用した水耕栽培のため農薬も不要
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