牛丼チェーン大手の松屋フーズがメニューの「豚めし」を2012年1月9日で廃止すると発表したところ、ネットで「松屋に駆け込んで豚めし食べる!」「やめないでー!」「なぜ、無くなるんだ?」などと大騒ぎになった。 「豚めしが無くなる前に食べに行こう」などといった呼び掛けもあり、東京新宿にある松屋に行ってみると客席は満席。「豚めし」の注文が多く、店員によると、普段の倍近く売れているという。 牛めし値下げで手間と時間が掛けられなくなる 「豚めし」(豚丼)は2004年のBSE(牛海綿状脳症)騒動の時に牛丼用の肉が不足したため、大手牛丼チェーン各社が苦肉の策で投入した代用メニュー。タレに肉とタマネギを入れて煮込む牛丼と同じ調理法だ。 発売当初は、牛丼チェーンの豚丼には違和感があり、馴染みのない味だと不評だったが、徐々に「市民権」を得るようになっていく。それでも牛丼よりはるかに販売シェアが低く、牛肉の流通も
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