精神科医であり精神療法士である筆者のもとには、厄介な人間関係に対処するための助言を求めて、たくさんのクライアントがやって来ます。ほとんどのケースが、古いことわざ通り「タンゴは1人で踊れない」、つまり双方に責任があるのですが、永続的な問題を抱えているのは実は、相談に来たクライアントではない場合も少なくありません。そのようなクライアントは、厄介な人物にどう対処すべきかがわからず、本当に苦労しています。それが伴侶であれ、友人であれ、同僚であれ、上司であれ、扱いづらい人たちが存在しているのは確かです。こうした人々はしばしば、臨床心理学で「パーソナリティ障害(人格障害:PD)」と呼ばれる問題を抱えています。パーソナリティ障害は、頑固で順応性がなく、本人ならびにまわりの人々に苦痛をもたらす思考や行動が長期にわたって続くのが特徴です。 人間関係の対立があると、私たちは皆、自分なりの方法で対処します。しか
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