脳と機械をつなぐ技術「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)を取り入れた機器の開発が国内外で進み、医療の分野でも応用され始めている。全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」(ALS)患者がこれまで使ってきた意思伝達装置には限界もあり、BMIへの期待が高まる。ALS患者の舩後靖彦・参院議員(64)に、その思いを尋ねた。【聞き手・池田知広】 連載「拡張する脳」第1部(全9回)は以下のラインアップでお届けしてきました。 第1回 ALS患者「愛していると伝えたい」 第2回 脳波で文字入力 阪大が治験計画 第3回 頭でイメージ まひの指動いた 第4回 開発競争「バチバチの戦い」 第5回 「心」は診断できるか 第6回 光よ再び 人工網膜の可能性 第7回 肉体の限界を超える 第8回 負の歴史 直視を 第9回 舩後参院議員に聞く 舩後さんへの
近い将来、遺伝子操作によって身体的に改良された「超人間」が誕生し、既存の人類が絶滅に追いやられるおそれがある――。今年3月に他界した物理学者スティーブン・ホーキング博士が、このほど出版された遺作のエッセイ集の中で、そんな警鐘を鳴らしている。 宇宙からのメッセージ!? 11光年先の惑星から謎の信号 ■ 超人間の誕生と懸念 ホーキング博士は著書の中で、遺伝子工学に関して、人間に対する遺伝子操作を禁止する法律がおそらく今後制定されるだろうと予測。ただし、記憶力、病気への耐性、寿命といった人間の特徴を改良する誘惑にあらがえない人も出てくるはずで、(高額な施術費用を払える)富裕層は子孫のDNAを改変して能力を高めようとするだろう、と予言している。 このような遺伝子的に改良された「超人間(superhuman)」が登場すると、彼らよりも能力で劣る既存の人類との間で格差が生じ、重大な政治問題になると指摘
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