(CNN) 長引く内戦の影響で食料や水の調達が困難になっているシリアで、どうしても必要な場合は犬や猫を食べることも許されるとするイスラム法の解釈をイスラム指導者が打ち出したと伝えられている。市民の置かれた窮状が改めて浮き彫りになった。 イスラム法では通常、犬や猫、ロバを食用にすることは禁じられている。 しかしアラビア語メディアの報道によると、シリアの首都ダマスカスのパレスチナ難民キャンプにいるイスラム指導者は11日、「切実な必要性があり、窮状にさらされた人数に行き渡るだけの食料の蓄えがない」場合、犬、猫、ロバの肉を食用にできると語った。 同難民キャンプは数カ月にわたり、反体制派の戦闘員を探し出そうとするシリア政府軍に包囲された状態にある。 動画共有サイトのユーチューブには、砲撃で死んだ猫などを食べることを認めたイスラム法の解釈をダマスカス郊外で公布する宗教指導者を映したとされる動画
オランダでは、2001年4月、世界で初めて安楽死法が成立し、翌年4月に施行された。オランダの他、国によって事情は違うが、ベルギーやスイス、アメリカの4州の法律で安楽死は認められている。 いうまでもないが、日本では安楽死は認められていない。とはいっても、日本人が安楽死を選ぶ道がないわけではない。 「自殺幇助」が合法であるスイス──。1998年、チューリヒに設立された団体「ディグニタス」は、安楽死の機会を、自国の法律で禁じられている外国人に対して提供している。 過去10年間で1000人以上の外国人の安楽死を手助けし、州警察の集計では、2011年には計144人(うち、外国人141人)に対して処置を行なった。その多くはドイツ人で、不治の病の末期患者だという。同団体の活動によって、スイスは世界中から「安楽死旅行(デス・ツーリズム)」の患者が集まる土地になっている。 日本国内では近年、安楽死とは異なる
2002年に安楽死法が施行されたオランダでは、安楽死数は2006年に約1900人だったが、2012年には約4200人までに増えている。これは同国の年間死亡者数の3%にも上る数だ。 安楽死数が増えている背景について、オランダ政府は「理由を明確に説明できない」としているが、同国内では“安楽死専門クリニック”の活動がその一因と考えられている。 オランダ第3の都市デン・ハーグにある「レーフェンスアインデ・クリニク(死ぬためのクリニック)」には、昨年3月のオープン後、患者が殺到している。同院では、患者とカウンセリングを重ねた後、自宅に専門ユニットを派遣して安楽死処置を行なっている。ディレクターのスティーブン・プレイター氏がいう。 「開院以来1年半で、約1100人の申請があり、そのうち、医師の判断を経て安楽死にいたったのは約200件。現在でも180人がウェイティング・リストに入っている状況です。安楽死
政府は17日昼、安全保障にかかわる機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則を強める特定秘密保護法案の修正案を自民党のプロジェクトチーム(座長・町村信孝元官房長官)に示した。 「知る権利」と「取材の自由」を定め、取材については、正当業務行為に位置づけた。政府は25日に法案を閣議決定し、今国会での成立を目指す。 修正案は、公明党が求めていた国民の「知る権利」への配慮規定を盛り込んだ。具体的には、「国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分に配慮しなければならない」と明記。報道関係者の取材を、「法令違反または著しく不当な方法によるものと認められない限り、正当な業務による行為とする」と定めた。情報公開制度の充実に向けた有識者会議の設置に関しては、法案でなく、国会での政府答弁などで担保する。
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