ネットで時々盛り上がるキーワードのひとつに「働かないおじさん」という言葉がある。バブル期に大量入社した50代を指すケースが多かったが、最近では、就職活動時の厳しい競争を経て入社した40代の氷河期世代でさえその揶揄の対象となる。まだ定年まで時間があるにもかかわらず出世の道が閉ざされた人たちは、いかにその後の組織人生活、そして満たされた人生を送っていけばいいのか。同世代のネットニュース編集者・中川淳一郎氏が考察した。 * * * 私は1973年生まれで、第二次ベビーブームの中でも最も出生数が多い(209万人)年に生まれました。就職活動をしたのは1996年なのですが、1993年ぐらいまでの少し上の世代の就職活動はそれほど大変ではなかったと聞きます。そのため、私も余裕かましていたのですが、結果は1勝16敗。 なんとか一社に潜りこめたのですが、その当時から「働かないおじさん」は存在していました。私が

