クロスFMのスタジオ(右奥)前で、同局主催のイベントに参加するリスナーやスタッフたち(1月29日、北九州市で) 「キタアカリって、香りがよくておいしいね」 1月29日夜、女性進行役が生放送する北九州市小倉北区の「CROSS FM」(クロスFM)スタジオ横で、リスナーら6人がジャガイモを食べ比べていた。同社が主催するイベントで植える品種を選んでいたのだ。 同社の前身の会社は2008年に経営破綻し、事業再生ファンドが引き継いだ。事務所はビル1棟から商業施設の一角に縮小し、社員は約20人と約3割減った。番組は制作会社を通さずフリーのディレクターとの個人契約だ。番組の約9割は自社で制作する。 主婦DJが献立や子育ての悩みに答える番組などを導入して女性リスナーを増やし、化粧品など新たな広告を獲得した。広告収入はかつて出資企業に依存していたが、今は市外が約7割を占める。リスナーが参加する園芸関連イベン
東日本大震災の被害が大きかった福島県浪江町で、震災直後の捜索活動に携わった警察官や自衛隊員らが町立請戸(うけど)小学校の黒板に残した激励のメッセージが消され、復興とは直接関係がない書き込みが相次いでいる。 地元住民らは「危険を顧みず献身した人々のメッセージを消さないで」と呼びかけている。 同町請戸地区は津波で127人が死亡し、27人が行方不明のままだ。2階建ての校舎1階は柱と一部の壁だけになったが、2階部分の教室は残り、震災直後は捜索活動の拠点となった。 メッセージは2階にある6年生などの各教室の黒板に残され、「復興をあきらめない」「頑張れ請戸」「ここに帰れることを願っています」などの思いがチョークで書かれた。東京電力福島第一原発から約4キロにあり、警戒区域として一般の立ち入りは厳しく制限されていたが、2013年4月に避難指示解除準備区域となって日中の出入りが可能になると、メッセージが消さ
日本の「言論NPO」と韓国の調査研究機関「東アジア研究院」は29日、4月上旬~5月上旬に実施した「第3回日韓共同世論調査」の結果を発表した。 相手国に対する印象は「良くない」が日本人は52.4%(前回比2ポイント減)、韓国人は72.5%(同1.6ポイント増)に上った。「良い」は日本23.8%(同3.3ポイント増)、韓国15.7%(同1.8ポイント減)にとどまった。 良くない印象の理由は、日本は「歴史問題などで日本を批判し続けるから」が74.6%、韓国は「韓国を侵略した歴史について正しく反省していないから」が74%でそれぞれ最多だった。言論NPOの工藤泰志代表は「今年は日韓国交正常化50年の節目だが、依然厳しい状況だ。両国関係の重要性の議論や未来志向の対話が必要」としている。
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