エラーメッセージ(標準エラー出力)は表示しない エラーメッセージは不要、という場合は「2> /dev/null」で標準エラーメッセージを「/dev/null」へリダイレクトします(画面10)。「/dev/null」というのは「ヌルデバイス」という特別な場所で、ここへの出力は全て破棄され、どこにも出力されず、保存もされません。
「別のシェルで実行する」場合との違い「シェルスクリプト」を実行する場合、通常は「source」および「.」を使いません。次のように、「bash」などの引数として実行するか、シェルスクリプトに実行権を付けて実行します。 bashの引数として実行する例 bash script.shchmodで実行権を付けてから実行する例 chmod +x script.sh ./script.shこれらは、実行中のインタラクティブシェル(対話的シェル)とは別のシェルでスクリプトを実行します。 これに対して、「source」および「.」は実行中のインタラクティブシェルでファイル中のコマンドを実行します。 たとえば、次の内容で「script1.sh」を作成したとします。 #!/bin/bash HOGE=hoge echo $HOGEシェル変数「HOGE」に文字列「hoge」を設定し、出力するだけのスクリプトです
LinuxなどのUNIX系OSのコマンドに「su」というのがありますが、これが「switch user」の略だと思っている人が多いですね。 かくいう私も長い事そう思っていた時期がありました。 あるいは「super user」派も多いです。 では、正しくはなんなのか? 「substitute user identity」の略だそうな。 substituteって英語力の無い自分には馴染みの無い単語だったので、Yahoo!辞書でひいてみました。 [名] 1 (…の)代わりをする人[物],代理人,身代わり,代役,補欠,代用品,代用食((for ...)) なるほど、な感じですな。 ちなみに初期の頃は「super user」の略だったようです。 その頃は名前の通り、rootになる機能しか無かったと。 その後、任意のユーザになる機能も付与され、「substitute user identity」の略に
dash is not bash #!/bin/sh offset=(`ls`) echo $offset みたいなシェルスクリプトがあって、こいつを Ubuntu で実行すると $ ./foo.sh ./foo.sh: 2: ./foo.sh: Syntax error: "(" unexpected というようにシンタックスエラーが発生した。shebang の /bin/sh ではなく /bin/bash として実行すると $ bash foo.sh $ とエラーにはならない。 シンタックス的に OK そうな foo.sh が一つ目ではなぜエラーになったかというと、ubuntu の /bin/sh は Almquist shell (ash) から派生したシェル Debian Almquist shell(dash) へのシンボリックリンクになっており、bash で OK な( … )
→ -d 'N days ago' オプションで N 日前の日付を取得できる。 Linux では拡張された GNU date コマンドが使用できるので、簡単に過去の日付を取得できる。 $ date 2007年 6月 2日 土曜日 23:05:20 JST #↑そのまま実行すると当日の日時が表示される。 $ date -d '1 days ago' 2007年 6月 1日 金曜日 23:05:31 JST #↑1日前を指定すると、現在日時から24時間前の日時が表示される。 「GNU date」が使用できない場合 → 一時的に環境変数 TZ を変更した上で date コマンドを実行する。 古い UNIX マシンなどでは、「GNU date」が使用できない場合が多い。そういった環境では、一時的にタイムゾーンを変更して date コマンドを実行することで、過去の日付を取得することができる。 $ e
橘玲の『「読まなくてもいい本」の読書案内』を読んだので、感想とメモをまとめておく。 この本、タイトルは『「読まなくてもいい本」の読書案内』だが、実際には「読まなくていい本」はほとんど紹介されていない。紹介されているのは、当たり前の話かもしれないが読むべき本だ。他の読書案内本と異なっているのは、”こういう本は読まなくて良い”と、ばっさり切り捨てているところ。読むべきか・読まなくてもよいかの基準は、20世紀後半に爆発的に進歩した科学研究の成果に置いている。著者は、この時期に起きた科学研究の大幅な進歩を”知のビッグバン”、”知のパラダイム転換”と呼び、これ以前に書かれた本は(とりあえず)読む必要がないと言い切る。古いパラダイムで書かれた本は捨てて、新しいパラダイムで書かれた本を読もうという話だ。ちょっと乱暴な分け方ではあるが、1980年代に大学生だった私には案外納得できるものだった。学生時代に最
これはちゃんとチェックしておかないとなぁ。 Deprecated Linux networking commands and their replacements « Doug Vitale Tech Blog ==== この記事で詳しく説明する非推奨のLinuxネットワークコマンドは:arp, ifconfig, iptunnel, iwconfig, nameif, netstat, route である。iwconfig以外の コマンドは、net-toolsパッケージという、数年間メンテナンスされていないパッケージに含まれている。これらのユーティリティによって提供される機能は、新しいipコマンドを主に使うiproute2 スイートで再提供され、改善され続けている。iproute2ソフトウェアのコードとドキュメントは、Kernel.orgとLinux Foundationで見ることができ
毎日似たような操作を繰り返しているけど、 少しでも早くすれば積み重なって莫大な時間へ。 zshとscreenの組み合わせで効率アップ。 zsh "機能変更、お知らせなど - はてな技術発表会日記 - 5月15日の技術勉強会" screen "screen - 仮想端末マネージャーの使い方 (iandeth.)" zsh / screen "naoyaのはてなダイアリー - GNU screen いろいろまとめ。 "川o・-・)<2nd life - zsh + screen で端末に表示されてる文字列を補完する" 設定はパクリのパクリですが、晒しておきます。 .screenrc # prefix キーの設定 Ctrl + t escape ^Tt # onにすると、ビープを鳴らすときに錫際に音を鳴らさず、下のメッセージ領域にメッセージを表示させる。 vbell on # 最終行にウィンドウ
今でこそ無視できない存在に成長したLinuxですが、そこに至るまでにはLinusだけでなくさまざまな人の関わりがありました。Linuxカーネルがこの世に生まれた1990年代初頭を振り返ります。(編集部) WASP株式会社 生越 昌己 2008/9/29 ある日、@IT編集部から、「Linuxの昔話を誰か書いてくれないか」という話がやって来ました。まぁ古い話なら私に振られてもしょうがないかと引き受けた次第です。 打ち合わせのときに「最近の話ならググればいくらでも出てくるのだけど、Linux初期のころの話は意外に出てこない」という話になりました。確かに、古い時代の人々の動向や背景といったものは、意外なほど情報がありません。 試しに「Linux 歴史」でググってみると、有効な情報があまり出てこないことが分かると思います。多くは語り継がれていなかったり、新しい情報で上書きされていて、なかなか一次情
3月27日(米国時間)に公開された初の7系リリースFreeBSD 7.0-RELEASEでは、通常負荷時でピーク性能を350%改善、高負荷時で1500%のピーク性能改善が確認されたという印象的なアナウンスがおこなわれた。FreeBSD 7は8コアまでのシステムでリニアな性能のスケールが確認されるなどマルチコア/プロセッサでスケールするOSとして生まれ変わったことを示すターニングポイントとなったわけだが、その秘訣はどこにあったのだろうか。 最初に結論をまとめると、マルチコア/プロセッサでリニアにスケールするための万能薬があったのではなく、システムの全方位に渡る地道な改善がこうした結果をもたらしている。ULEスケジューラの改善によるスケールの実現や、マルチスレッドでスケールするメモリアロケータjemalloc(3)の導入は、いわばそうした取り組みのひとつであって、すべてではない。小さな改善の積
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