Wikiを利用して作成が行われ、インターネット上に無料で公開されているオンライン百科事典「Wikipedia」に対抗して、その編集方針などに異議を唱えるサイト「Wikitruth」が立ち上げられた。Wikitruthには、過去にWikipediaから削除された記事が、広く読者に公開されている。 Wikitruthでは、実名が明かされていないものの、これまでWikipediaの管理に携わり、その編集方針の一部に同意できないものがあると感じた人々が集って、共同で運営が行われていくと説明されている。すでにWikitruthのサイト上には、Wikipediaで編集上の理由などから削除された記事がデータベース化されて、検索可能になっているようで、削除前の記事全文が表示されるほか、削除に至った経緯なども参照できるようになっているという。 新たにWikitruthが立ち上げられた動機として、同サイトは「
NTTレゾナントは4月18日、インターネットポータルサイト「goo」で提供している辞書検索サービス「goo辞書」にて、ウィキメディア財団の運営するオンライン百科事典「ウィキペディア」のデータを利用した検索サービス「フリー百科事典」の提供を開始した。ウィキペディアと提携した検索サービスの提供は、国内ポータルサイトでは初の試みとなる。 ウィキペディアは、誰でも自由に記事を閲覧、編集、投稿できるオンライン百科事典だ。今回提供が開始されるフリー百科事典は、ウィキペディアのデータを利用した検索サービスで、ウィキペディアに掲載された百科事典記事を、gooの検索システムを利用して検索できる。 日々情報が更新されていくというウィキペディアの特徴に合わせ、フリー百科事典のデータも定期的に更新され、最新の情報を検索できる。なお、フリー百科事典上で時点のデータを更新することはできない。 今回のデータ提供により、
日本レコード協会は17日、2005年度の音楽ソフトの生産額が4,313億円となり、7年ぶりに前年を上回ったと発表した。 日本レコード協会に加盟する42社の生産実績の集計によると、2005年度(2005年4月~2006年3月)の生産実績は、音楽CDなどのオーディオレコードが3億1,797万枚(前年度比6%増)、DVDなどの音楽ビデオが4,938万枚(同42%増)となった。生産額は、オーディオレコードが3,726億円(同3%増)、音楽ビデオが588億円(同16%増)で、合計4,313億円となり、金額ベースで7年ぶりに前年実績を上回った。 日本レコード協会では、音楽ソフトの生産実績が上向いた理由について、2005年8月に日本でサービスを開始した「iTunes Music Store」や、携帯電話向けなどの音楽配信サービスの好調が、CDや音楽DVDなど音楽のパッケージソフトにも好影響を与えているの
国内レベルではなく全世界レベルでインターネット全体の転送量、つまりトラフィックを見た場合、実に3分の1がBitTorrent関係ということが最近の調査で明らかになりつつあるとのこと。 そのため、海外のプロバイダの中には月間40GBまでの転送しか認めないなどの転送量規制や速度規制に乗り出すところが増えているとのこと。日本でも同様の事例が起きていますが、やはり海外でも起きているようですね……具体的に何が起きているのかをまとめてみました。 BBC NEWS | Programmes | Click | BitTorrent battles over bandwidth http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/click_online/4905660.stm BBCによると、帯域を多く使用する人にはそれなりの料金を払ってもらいたいというのが各プロバイダの本音らし
最近はてな界隈で盛り上がってる、「RSSは全文配信するべきか否か」というお話について。かなり面白いお話なので、自分なりの意見とか。 僕自身としては、以前から「RSS配信はプレスリリースと同等の効果がある」みたいな認識をしているので、RSS配信をするってのは当たり前なんだけど。ただ、全文配信となるとそれが無条件に正しいのかはちょっと疑問。別に悪いというのではないが、それが最適解なのかがイマイチわからない。 トラフィックや広告収入が減るがという話は明らかに何か間違っているの置いておくとして、自分が気になってるのはコメントやブックマーク等への影響と、サイトのブランディング/認知への影響。 RSSの全文配信って、あきらかに非被コメント投稿率や、非被ブクマ率に対する障壁となると思うのだけど、その辺の議論って見た記憶がない。RSSの配信は場から情報を切り分けるツールなわけで、それがサイトを基盤としたコ
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
有限会社エアーズは、ブログの記事をタグクラウド形式で分類できるブログパーツ「TagClick」を4月18日に開始した。 TagClickは、ブログのサイドバーとして表示できるブログパーツ。ユーザー登録ののち、自分のブログのエントリーに任意のタグを付与することで、サイドバーからタグで指定されたエントリーだけを表示できる。タグはブックマークレットからも登録できるほか、あらかじめ登録済みのタグと同じ単語が含まれたエントリーを自動で分類する機能も備える。TagClickには複数のブログを登録できるが、異なるブログのエントリーをタグとして登録することはできない。 TagClickに登録されたエントリーを対象としたブログ検索サービスも提供。エントリーはタグを設定した時点でTagClickに反映されるため、リアルタイムな検索が可能だという。エアーズでは7月末にタグ検索と連動する広告サービスを開始する計画
Burst.comは米国時間4月17日、アップルの「iTunes」「iPod」「QuickTime」がBurst.comの保有する特許を侵害しているとして、アップルを反訴したことを明らかにした。 Burst.comは、2004年後半にAppleへの接触を図ったが、同特許の侵害はないとしてAppleから確認訴訟を1月に起こされていた。これに対して、Burstは17日にサンフランシスコの連邦裁判所に訴状を提出し、Appleを提訴した。同社は声明のなかで、ロイヤリティの支払いと差し止め命令を求めていると述べている。 Burstは、ネットワーク経由の音声/動画ファイルの配信を高速化するソフトウェアを開発している。同社は2005年、Microsoftを相手に今回と同様の特許権侵害訴訟を起こしており、6000万ドルの和解金と、同社技術のMicrosoftへのライセンスを獲得していた。 AppleとBu
2006年1月、20歳になるJeanson James Ancheta被告が、政府のコンピュータに侵入し、詐欺を目的としてその制御権を奪ったかどで、カリフォルニア州裁判所から有罪宣告を受けた。 Ancheta被告は、カリフォルニア州のモハーベ砂漠にあるチャイナレイク海軍施設のシステムに、ネットワーク内のコンピュータを操作できるようになるトロイの木馬ソフトウェアを仕込んだ。Ancheta被告はそれらのコンピュータを用いて、ウェブサイト上の広告を不正にクリックしていたという。こうした広告では、受信トラフィックに応じて広告主が料金を支払う仕組みになっている。 手は込んでいるものの、無害ないたずらであるように思える事件だが、発覚するまでの間、Ancheta被告は実に6万ドルもの利益を得ていたことを認めている。 さらに、Ancheta被告が世界中の40万台に上るコンピュータの制御権を握り、広告トラフ
セキュリティ組織の米US-CERTは米国時間4月17日,Webブラウザ「Firefox」やメール・ソフト「Thunderbird」などのMozilla製品には複数のセキュリティ・ホールが見つかっているとして注意を呼びかけた。細工が施されたWebページやメールなどを開くだけで,悪質なプログラムを勝手に実行される恐れがある。対策は,最新版にアップデートすること。 セキュリティ・ホールが確認されているのは,アプリケーション・スイート「Mozilla」および「SeaMonkey」,Firefox,Thunderbird。Mozilla製品のコンポーネントを利用している製品,特にレンダリング・エンジン「Gecko」を利用している製品も同様に影響を受ける。 Mozilla Foundationは4月13日付けで,19種類のセキュリティ・ホールを公表しているが(Mozilla Japanの情報),US-
DMOZクローンの取扱い - Googleの重複コンテンツ対策 Googleは重複コンテンツ(Dupulicate Contents)対策として以前からDMOZ (Open Directory Project)の削除を実施している。Search Engine Honestyが発表したレポートはおよそ4割のDMOZがGoogleから削除されていることを明らかにしているが・・・。 公開日時:2006年04月18日 11:24 ディレクトリサイトに関する SEO の常識がまた一つ変わった http://labs.cybozu.co.jp/blog/akky/archives/2006/04/seo_dmoz_effectiveness.html この記事はSearch Engine Censoring of Open Directory Dataの調査結果を参照していると思われますが、そもそもG
いいね! 1 ツイート B! はてブ 99 Pocket 0 金融・旅行・アダルト・通信・本などありとあらゆるものがネット化されている。ウェブだけでほとんどの社会的生活を営む基盤を整えることは、非常に簡単である。 しかし、そんなネット社会においても、いまだにウェブ化・ネット化されない業界・媒体というものが存在する。それは「ファッション」「医療」「政治」「宗教」である。 私が個人的に非常に疑問なのが、「ファッション」業界のウェブ化率が非常に低いことである。コンビニに行くと非常に多くの雑誌が置いてある。旅行に株、アダルトに生活雑誌、そして一番占有率が高いのがファッション雑誌である。 旅行や株などその他ジャンルは、ウェブではどれもメジャーだ。旅行だと、じゃらんや楽天トラベルといった宿泊予約サイトや多くの観光ガイドサイトがある。株であれば、ご存知の通り、Eトレードや松井証券といった大手がそろってい
「日経パソコン」4月10日号の特集1「検索上手はパソコン上手」では、インターネットからデスクトップまで、さまざまなシーンにおける検索の活用法を紹介した。本誌の記事中では紹介できなかったが、数年前から書籍の全文をスキャンして検索可能にする機能が話題になっている。 米アマゾンでは2003年から「Search Inside!」、米グーグルでは2004年から「Google Print(現在は「Google Book Search」に名称を変更)」と呼ばれる、英語版の書籍全文検索サービスをそれぞれ提供している。 日本ではアマゾン ジャパンが2005年11月から「Search Inside!」の日本語版、「なか見!検索」を公開した。開始から数ヶ月が経過した今、反響はどうなのか。同社の友田雄介コンテンツ開発統括部長に聞いた。 ■「なか見!検索」で検索可能なデータの種類は。 全文検索が可能なのは出版社の了
マイクロソフトが4月12日に公開した月例パッチのうち幾つかに、一部の環境で特定のフォルダにアクセスできなくなるなどの不具合が報告されている。 マイクロソフトは4月16日、12日に公開した月例パッチのうち「Windows エクスプローラの脆弱性により、リモートでコードが実行される(908531)(MS06-015)」などを適用すると、一部の環境で不具合が発生することを明らかにした。 問題が確認されているのは、Hewlett-Packardが提供するファイルアップロードソフト「Share-to-Web」がインストールされているPCだ。Share-to-Webは、同社のプリンタ「HP PhotoSmart」「HP DeskJet」のほか、スキャナやデジタルカメラなどに同梱されている。 マイクロソフトが明らかにした情報によると、Share-to-WebがインストールされているPCにMS06-015
ブログサービス「BLOCKBLOG」は17日、複数で一つのブログを共同執筆&共同編集できる「マルチライター」をリリースした。 ルーズフィットが提供しているブログサービス「BLOCKBLOG」は4月17日、複数人で一つのブログを共同執筆&共同編集できる「マルチライター」機能をリリースした。Web上のサービスであり、無料で利用することができる。 このサービスを利用することで、自分以外のユーザーを自らのブログ投稿者として招待することが可能。招待ユーザーは、招待主のブログへ、自分の名前で記事をアップできるようになる。招待人数に制限はない。 すでに、幾つかのブログサービスでも提供されている機能だが、複数人のライターがそれぞれのカラーを出しながら一つのブログに参加することで、研究室やサークル、職場の部課内、イベント運営など、多人数で一つの場を共有するブログの活用が期待できるという。 なお、ブログのデザ
\閉鎖予定のサイトも売れるかも?/ アクセスがないサイトもコンテンツ価値で売れる場合も… ドメインの有効期限を更新してサイト売却にトライしてみましょう
ソーシャルエンジニアリングが使われた事例を分析すると、幾つかのパターンが存在していることが分かる。プロの詐欺師は、状況に応じて複数のパターンを組み合わせている。情報を盗まれないためには、個別の攻撃パターンを理解することが役に立つ。 これは、フィッシング詐欺で使われる最も簡単なメールの一文だ。この文を読んで「こんな言葉にだまされない」と思ったのではないだろうか。だが、この一文にはソーシャルエンジニアリングで使われるパターンを見つけることができる。ここには、金融機関からの電子メールを思わせる「ネームドロップ」、期間を限定する「ハリーアップ」といった手法が使われている。プロの詐欺師はこのようなパターンを複数組み合わることで、相手の信頼を獲得し、必要な情報を引き出すのである。 それではソーシャルエンジニアリングで用いられる攻撃パターンを分類し、特徴を説明しよう。 きっかけを探し出す「トラッシング(
デジタル音楽サービスの米RealNetworksがEthos Technologiesから特許侵害で訴えられていた訴訟で、米マサチューセッツ地区連邦地裁の陪審が「RealNetworksによる特許侵害はなかった」とする評決を下した。 この訴訟でEthosはRealNetworksに特許10件を侵害されたと主張していた。RealNetworksの発表によれば、4週間の審理を経て4月14日に陪審評決が言い渡され、全会一致で、このいずれについてもRealNetworksによる特許侵害は認められないと結論付けた。さらに、Ethosが主張する特許10件のうち7件は無効だと認定したという。 Ethosは2000年にRealNetworksを相手取って訴訟を起こし、2億ドル以上の損害賠償を求めていた。問題とされていたのはRealDownload Express(RDX)、RealDownloadなどのマ
人気blogランキング このブログが面白いと思ったらクリックをお願いします。 ウェブログ図書館 多くの優れたブログの記事へのリンクで構成されたウェブ上の図書館です。このブログも登録されています。 ウェブログ図書館(著者名「後藤和智」で検索) 「ウェブログ図書館」に登録されている私の書いた文章の一覧です。 mixi(ミクシィ) 何となくmixiをやっています。会員限定なので注意。リンク先は私のプロフィールページです。 オンライン書店ビーケーワン 私が書評を投稿しているオンライン書店です。 後藤和智の雑記帳 私のサブのブログです。 [Circle.ms][後藤和智事務所OffLine] プロフィール Circle.msの私のサークルのページです。 後藤和智 (kazugoto) on Twitter 雑感などを書いています。 後藤和智事務所OnLine - トップページ 筆者のポータルサイトで
ネット上の著作権侵害、「引用」と「要約」 (田淵 義朗=ネット情報セキュリティ研究会) 前回、TBSの著作権侵害事件(公式ホームページに新聞社のコラムや記事を無断で盗用し使用した事件)について検証した。著作権を扱うプロがなぜ事件を起こしたのか、その背景と原因について筆者なりの見解を書いた。当たり前だが、ホームページなどに掲載される文書や画像等には、通常著作権がある。転載する場合には著作権者の了解を得るなど、特に注意が必要だったが、今回そのことが疎かにされた。 また、個人や法人が所有しているホームページに、閲覧者への情報提供を目的として、新聞・通信社が配信する記事の一部や写真などを無断で利用しているケースがかなり多くなっていることも指摘した。現在、ネット上では著作権侵害が当たり前のようになっている事実がある。「引用」「要約」などが多用されている。 他の著作物を転載する際、普通は自らの
社団法人日本レコード協会(RIAJ)は4月14日、2005年のレコード産業の概要をまとめた「日本のレコード産業2006年度版」を発行した。2005年の音楽配信金額は343億円となり、2004年の推定値である150億円から200%以上の大きな伸びとなった。 四半期ごとの音楽配信数量は、1〜3月で約5万2千回、4〜6月で約5万9千回、7〜9月で約7万5千回、10〜12月で約8万2千回と、大きく伸びている。また、金額では四半期ごとに約66億4400万円、約76億2300万円、約95億4300万円、104億7400万円と同様の増加を示した。構成比では数量、金額ともにモバイル(オリジナル音源を利用したシングル曲全曲やその一部、着メロ、その他)が全体の95%を占めた。インターネットからのダウンロードは5%以下であった。 なお、オーディオレコードと音楽ビデオの総生産は、数量で前年比102%となる3億53
通信と放送の融合をさまたげる究極の壁は、権利者である。IPマルチキャストの問題にしても、いくら法律を改正したところで、権利者がノーといったらおしまいだ。しかも著作権をもっているアーティストというのは、この種の雑用が苦手なので、その代理人と称する業者が暗躍することになる。 その悪質な見本が、JASRACである。カラオケ店などに根拠の不明な高額の「著作権使用料」を請求し、店がそれを拒否すると、JASRACの職員が乗り込んで店内で「ドロボー」と叫ぶなど、暴力団まがいの取り立ての実態は、業界ではよく知られている。おまけに、そうして取り立てた使用料を著作権者に支払っているという証拠がない。年間1000億円を超える使用料の使途は不透明で、過去には不正融資事件も起こしている。 この背景には、日本ではこうした権利者の団体が「仲介業法」によって許認可の対象とされ、JASRACがながく独占状態だったという
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く