Image credit: NASA/JPL/Infrared Telescope Facility アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月20日、木星表面に出現した新しい黒斑について、他の天体が衝突した可能性が高いと発表した。 この黒斑は、オーストラリアのアマチュア天文家であるアンソニー・ウエスリー(Anthony Wesley)氏が発見したもので、ジェット推進研究所(JPL)の科学者らはハワイ・マウナケアの赤外線望遠鏡(IRTF)を用いて、アメリカ東部夏時間7月20日6時(日本時間19時)から約6時間にわたって観測した結果、衝突とみられる黒斑を木星南極付近から発見した。 「ピッタリの時間にピッタリに木星の側面を観測できたのは幸運だった。まだ正確には言えないが、これは彗星との衝突かもしれない。アポロ11号とシューメーカー・レヴィ第9彗星の記念日にこれが発見されたのは驚きである」 今回の観測