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ブックマーク / zen.seesaa.net (50)

  • メディア・パブ: 「広告側の圧力で編集記事を削除した」、米バズフィード編集長がついに白状

    バズフィード(BuzzFeed)は、激変するニュースメディア産業で台風の目となっている。バイラルメディアとして一気に時代の寵児としてのし上がり、今やNYタイムズを凌ぐほど話題を振りまく存在になっている。 図1 Google検索におけるBuzzFeedとNYタイムズの人気比較推移。グーグル・トレンドより。 新しいことに果敢にチャレンジするバズフィードは、大きな成果を上げる一方で、いろんな問題も引き起こしている。今月に露見したトラブルも、オンラインメディア界に格好の議題を提供している。 事の起こりは、4月8日の午後にバズフィードサイトに投稿された編集記事である。ダヴ(Dove)のキャンペーンが女性消費者を見下していると批判した記事である。 図2 Doveのキャンペーンを批判したBuzzFeedの編集記事(最初に掲載された削除前の記事) 30万ビュー数に達するほど人気を集めた記事なのに、掲載され

    メディア・パブ: 「広告側の圧力で編集記事を削除した」、米バズフィード編集長がついに白状
  • メディア・パブ: 米国の電子書籍が激しい価格競争に、値下げが続いた後に反発も

    米国の電子書籍市場は激しい価格競争が繰り広げられている。ベストセラーの電子書籍の平均売価は、昨年10月に12ドル近いピークに登りつめた後、下降線を辿り続け2週前には7.40ドルまで下落した。それが先週には7.84ドル、今週には8.26ドルと、2週連続して価格上昇に転じている。 週次のベストセラー電子書籍の平均価格の推移を、昨年8月から今年3月までをプロットしたのが次のグラフである。Digital Book Worldが毎週、公表しているベストセラー・トップ25の電子書籍の平均売価を示している。 大ざっぱなトレンドとしては、昨年の秋ごろから、米国の電子書籍の価格が大きく下落してきていると言えそう。でも幾つかの高額のベストセラー電子書籍が昨年の夏に登場したこともあって、秋にかけて平均売価が一時押し上げられ、昨年10月には12ドル近くまで跳ね上がった。だがその後、年末のホリデーシーズンに向けて激

  • メディア・パブ: SNS利用が全世代で浸透する一方で、ブログ離れが若年層で進む

    Pew Internetから出されたレポート「Generations 2010」はおもしろい。世代別にインターネットユーザーが、どのようなネットアクセス環境で、どのようなネットアプリケーションを利用しているかを明らかにしている。米国の調査結果であるが、マーケッターにとって参考になるのでは。 このレポートでは、次の6段階の世代別にわけて、結果をまとめている。 ・Millennials世代 :18~33歳(1977-1992年生まれ) ・Generation X世代:34~45歳(1965-1976年生まれ) ・Boomers世代の若手:46~55歳(1955-1964年生まれ) ・Boomers世代の年配:56~64歳(1946-1954年生まれ) ・Silent世代   :65~73歳(1937-1945年生まれ) ・G.I世代    :74歳以上 (~1936年生まれ) 最初の表は、いろ

  • メディア・パブ: ウィキリークスの内部暴露本が1月に発行、離反した元リーダー格が執筆

    Wikileaks(ウィキリークス)自身も内部告発に怯える? 英Guardianのサイト(guardian.co.uk)によると、来年1月27日にドイツの出版社Econ VerlagがWikileaksの内部暴露「Inside WikiLeaks」を発行する。 執筆者のDaniel Domscheit-Berg氏は,創立者Julian Assange氏に次いでWikileaks内でナンバー2の地位に就いていた人物で、スポークスマンも務めていた。同氏は今年の9月に3年間居たWikileaksを辞めた。離反した理由は、Julian Assange氏に権限が集中しWikileaksの運営に透明性が欠けてきたからという。Domscheit-Berg氏は、Wikileaksのライバルサイトの立ち上げを準備中のようだ(こちらを参照)。 この新刊書は内部告発サイトの心臓部に潜入した暴露で、これまで知

  • メディア・パブ: 売りに出たニューズウィーク誌、火の車のニュース週刊誌に買い手が現れるか

    朝はコーヒーを飲みながら新聞を読み、週明けにはニュース週刊誌に目を通す。こうしたのどかな良き時代も終わってしまうのかも。 昨日の朝早く、ニューズウィーク(Newsweek)誌が売りに出たとのニュースが飛び込んできた。いつ白旗をあげてもおかしくない経営状況だっただけに、ワシントンポスト社(The Washington Post Co)の発表もついに来たかといったところ。 1933年に創刊し、1961年にワシントンポスト社に買収されたNewsweek誌であったが、ついにワシントンポスト社が「もうやっていけない」と事実上放り投げたかたち。落ち目のニュース週刊誌に、引き取り手が現れるのだろうか、と心配してしまうのだが。 2009年のNewsweekの営業損失が、広告売上の不振により2810万ドル(26億円相当)と赤字が膨らみ、今年に入って広告売上がさらに大きく落ち込み、手の打ちようのない状態に陥っ

  • メディア・パブ: NYタイムズの二つの異変

    曲がり角を迎えているNYタイムズに異変が二つ。 ひとつは,平日版の発行部数が100万部の大台を割ったこと。ABC(Audit Bureau of Circulations)の調査で,09年4月~9月のNYT紙(平日版)の平均発行部数が前年同期比7.3%減の92万7851部と,大幅に減少した。THE AVLが過去20年間の発行部数を,以下のようにプロットしている。無料のNYTimes.comがあれだけ充実しておれば,もうNYT紙の部数が100万台に復帰することはありえないのでは。 *NYT紙(平日版)の発行部数の推移(ソース:THE AVL) もう一つは,NYT社の第3四半期決算で明らかになったのだが,NYタイムズ(新聞などのメディアグループ)の販売売上が広告売上を上回ったことである。これまでの米新聞社の売上比率は,広告が8割で販売が2割くらいであった。広告売上に大きく依存していたのだ。とこ

  • メディア・パブ: Twitterバブルが崩壊?,5月に入って突然の急ブレーキが

    今年に入ってからのTwitterの勢いはすさまじい。毎月,ほぼ倍々ゲームで,ユニークユーザー数を増やしてきていたからだ。 ところが信じられないことが起こった。5月半ばころからユニークユーザー(UU)数の増加がピタッと止まったというのだ。CompeteやQuantcastのデータによると,Twitterの5月のUU数が急に微増あるいはマイナスに転じたというのである。 Competeによると,5月の米国でのUU数は1973万人で,4月に比べ1.47%増と成長がほぼフラットにとどまった。 一方のQuancastによると,5月9日のピーク時に2440万人に達した月間ユニークユーザー数が現在は2190万人に減じている。 「ほんまかいな」と信じがたい急変ぶりである。季節要因かもしれないので,同じように急成長しているFacebookの5月データを見てみた。Competeによると,Facebookの5月の

  • メディア・パブ: 電子書籍端末「キンドル」のユーザー,大半が中高年者なのか

    Amazon電子書籍端末「キンドル(Kindle)」に飛びついているユーザーは,どうも大半が中高年者のようだ。 Kindleの出足は,これまでの電子書籍端末と違って,きわめて順調であるという。Citiも昨年だけで既に50万台が売られたと見ている。さらに,先日のKindle DXの発表時にAmazon CEOのJeff Bezosが,現在Amazon.comで販売された書籍の35%がKindle版であることを明らかにした。驚くべき割合だ。またPiper Jaffrayの予測によると,Kindle関連(Kindle端末+Kindle版出版物)の売上が,2009年に4億500万ドル,2010年に10億ドル近くに達するという。 Amazon.comのKindle Communityも盛り上がっている。マニアックなKindle中毒者が多そう。そのコミュニティーでAverage Kindle Own

  • メディア・パブ: アマゾン、電子書籍市場拡大のためにiPhone対応を

    Amazon電子書籍の販売を加速化させたいようだ。同社の電子書籍リーダーKindle向けの書籍を,AppleiPhoneやiPod touchでも読むことができるようになる。 Amazonが出すアプリケーションソフト“Kindle for iPhone and iPod touch”はApple's App Storeから無料でダウンロードできる。同ソフトにより,iPhoneやiPod touchでAppleのマルチタッチインタフェースによりKindle向けの書籍(現在は24万種以上)を読むことができるようになる。KindleやWebで購入した電子書籍を、iPhoneやiPod touchに無線で送ることになる。またAmazonwhispersyncを適用することにより、KindleiPhoneの間で,読みかけている各書籍のページ同期が取れるようになった。 Amazon電子書籍

  • メディア・パブ: 雑誌にもYouTube風サービスが出現,著作権侵害なのに大丈夫か

    雑誌コンテンツの共有サービスMygazines.com が7月末から始まっている。 ユーザーが気に入った雑誌コンテンツ(デジタル版)をアップロードし,そのコンテンツを皆で共有するサービスである。アップロードされた雑誌コンテンツを誰もが無料で閲覧できることになる。雑誌版のYouTubeと思えばよい。 欧米の主要雑誌は,紙媒体と同じレイアウトのデジタル版も同時に発行している場合が多い。Mygazines.comを覗いてみると, People, Men's Health ,Forbes,The Economistなどの人気雑誌のデジタル版コンテンツがかなりアップロードされ始めている。例えば英国の経済誌The Economistの場合は,すでに5月31日号から8月9日号までの全記事がアップロードされていた。Forbesの記事の例だが,以下のような体裁で閲覧できる。 でもこのサービスは怪しい臭いが漂

  • メディア・パブ: スマートフォンが特許に,大半のケータイメーカーが訴訟されるのか?

    とんでもない特許が,1月22日にUS Patent and Trademark Office(米特許商標庁)から発行された。 “Mobile entertainment and communication device”というタイトルの 特許United States Patent: 7321783 である。 Techdirt Blogによると,取り外し可能ストレージ,インターネット接続機能,カメラ,オーディオ/動画ダウンロード機能を備えた"a mobile entertainment and communication device."を対象にした特許である。 Apple, Nokia, RIM, Sprint, AT&T, HP, Motorola, Helio, HTC, Sony Ericsson, UTStarcomm, Samsung などが特許侵害で訴訟される可能性があるとか

  • メディア・パブ: Googleの“OpenSocial”の全貌が明らかに

    Googleが,SNS向けのオープンプラットフォーム“OpenSocial(オープンソーシャル)”の全貌を先ほど公開した。Googleキャンパス内で夜中にキャンプファイヤーを囲んで,OpenSocialの説明会が開かれた。その時の模様が,以下のビデオである。 OpenSocialの特設ページが開設されており,そこには共通APIドキュメンテーション(OpenSocial API Documentation)や関連資料(Articles)が用意されている。 APIを利用したソーシャルアプリケーションを,とりあえず同社のSNS“Orkut”向けに作ってみることを勧めている(Build social applications for Orkut)。そのOpenSocial API を使ったアプリケーション例として,音楽ネットワークiLikeが掲げられていた。iLikeといえば,Facebookアプ

  • メディア・パブ: 米国のブロガーって,かなり稼いでいるそうな

    上位5万のブログの年間収入は,合計で5億ドルにも達するとのこと。1ブログ当たり100万円を超えることになる。 これは,Chitikaと米テキサス大学が共同で調査した結果(Blog Dollars Study )である。Chitikaは "blog dollars" companyと言われ,ブログのマネタイズを支援する会社のようだ。 Chitikaのブログ広告ネットワークを調査対象にし,ブログランキングTechnorati のリンク数ランクを使った。結果の概要は次のグラフのようになっている。 おそらく,上位5万のブログの間でもロングテール的傾向が見られるはず。そのトップ1%のブログ(つまり上位500ブログ)が1億ドル(5億ドルの20%)を稼いでいると仮定しよう。すると,トップ500クラスのブロガーだと年収1000万~2000万円近くを稼いでいることになるのかな。これなら,職業ブロガーとして

  • メディア・パブ: GoogleがPay-Per-Action広告に本腰,アフィリエイト市場も浸食狙うのか

    GoogleがPay-Per-Action (PPA)広告に乗り出す。アフィリエイトサービス市場に大きな影響を及ぼしそうだ。 同社はこのほど,PPAベースのAdWords広告のベータ版を立ち上げた。現在は,米国の広告主のみのテストサービス。 これまで,AdWordsにしろAdSenseにしろ,同社の広告サービスはPay-Per-Click(PPC)がベースであった。ユーザーのクリック(広告主サイトにアクセス)回数に応じて広告料金が払われていた。新たに選択メニューとして加わるPPAでは,ユーザーが広告主サイトに飛んで,購入とか登録などのアクションに至った場合のみ,その回数に応じて広告料金が算出される。たとえば,ユーザーがアンケートに答えると広告料1ドル,購入すると5ドル,といったふうに広告主が支払う広告料金を設定できる。 Googleとしては,既存のアフィリエイトサービスよりもきめ細かくコン

  • メディア・パブ: GoogleからWikipediaへ,ドッと流れるトラフィック

    Wikipedia人気が高まる一方である。そのWikipediaへのトラフィックの源は,多くが検索エンジンであることは容易に想像できるのだが・・・。 Hitwiseが測定した2007年2月10日の週間データでもそのような結果が出ていた。Wikipediaに流れる込むトラフィックの7割が検索エンジンからということである。そして約5割がGoogleの検索エンジンからであった。下のグラフでも明らかなように,Wikipediaへ流れ込むGoogle検索エンジンからのトラフィックシェアが,この1年間で急拡大しているのである。逆にYahooの検索エンジンからのトラフィックシェアが激減していた。 Googleの検索エンジンから流れ出ているトラフィックの1.87%がWikipedia行きで,下のグラフで示すように,前年の約0.7%から大幅に増えている。 このように,Google検索エンジンとWikiped

  • メディア・パブ: ソーシャルサイト,一部インフルエンサーが牛耳る心配も

    ユーザー参加型のソーシャル・ニュース・サイトやソーシャル・ブックマーキング・サイトを介して,鮮度が高くて人気の高いニュースと接している人は多い。特定のニュースサイトではなくて,こうしたソーシャル系サイトをハブにして,日々のニュースを追いかけているのだ。 Digg,Reddit, Del.icio.us,Newsvine,それに日では「はてなブックマーク」などが代表的なサイトである。最近では,こうしたソーシャルサイトが,ネット上のニュース記事やブログエントリー,ビデオクリップを価値付けし始めているいえる。その結果として,有力なソーシャルサイトに掲載されると,ソース元サイトにアクセスが殺到することになる。 ソーシャル・ブックマーキング・サイトやソーシャル・ニュース・サイトでは,登録ユーザーの投稿(通知)や投票/ブックマーキングを通して,掲載する記事などを決めていく。誰もが参加できるので,多く

  • メディア・パブ: Wikipediaが資金不足で3〜4ヶ月以内に閉鎖かも?

    Web2.0の代名詞的存在になっているオンライン百科事典“Wikipedia”が運用資金不足で3~4ヶ月以内に閉鎖してしまう・・・(mathewingram.com/workより)。 the Wikimedia FoundationのFlorence Devouard会長が,先ほどジュネーブで開かれたLift カンファレンスで,Wikipediaの財政危機をそのように訴えた。寄付金に頼って運営しているので,「皆さん,もっと寄付して下さい」と訴えたのだ 。 Wikipediaは現在350台のサーバーで運用しているが,運用コストが500万ドル程度要するが,現在は寄付金(Wikimedia Fundraising C.O.R.E. )が100万ドルちょっとしか集まっていない。でも当に店終いに追い込まれれば, Steve Jobs あたりの億万長者がポンと寄付しそうだが・・。 ◇参考 ・Is W

  • メディア・パブ: Second Life人口が200万人突破と大騒ぎするが,アクティブユーザーはまだ20万人程度

    Second Life(SL)の人口が先月中旬に200万人を突破したが,現在は240万人に達している。 (日時間の2007年1月7日11時現在) このように急成長がはっきりしてくると,いつものようにマスメディアまでが一緒になって,一斉に大騒ぎし始める。そこで,3次元仮想空間SLはさぞかし大賑わいと思って訪れてみると,拍子抜けするかもしれない。まだ開発途上の世界である。CNN.com やCNETなどが伝えるように,SLを頻繁にログインするユーザー数は20万人から23万人と多くないのだ。つまり,SLのアクティブユーザー数はSL登録者数の10%程度である。 先ほどアクセスしてみると,実際に活動しているログイン者数は2万人ちょっとであった。過去60日間に一度でもログインしたことのあるユニークユーザー数は84万人,過去30日間では53万人となっている。またCORANTEによると,過去,一度でもログ

  • メディア・パブ: 新聞もついにクリエイティブ・コモンズを採用へ

    「非商用目的なら記事を自由にお使い下さい」。 こんなことを,新聞社が言い出すとは・・・。ともかく,新聞の世界も大きな一歩を踏み出すことになった。 PressThinkによると,米GateHouse Mediaがクリエイティブ・コモンズ(CC:Creative Commons ) を採用したというのだ。Town Onlineには,以下のCCライセンス表示が掲載されている。米GateHouse Mediaのサイト記事に対して,これまでの著作権所有通知 からクリエイティブ・コモンズへ切り替えたというのだ。同社は,75種の日刊紙と231種の週間紙を所有する新聞社である。 PressThinkのレポートでは, CC Attribution Noncommercial No Derivatives 2.5(下記の注を参照)ライセンスを,マサチューセッツ州の日刊紙と週刊紙 (計121紙)のほとんど全てに

    stella_nf
    stella_nf 2006/12/20
  • メディア・パブ: インターネットデータの大半はP2Pトラフィックである

    Morgan Stanleyのサイトに,2006 Web 2.0 Summit でMary Meeker によって公開された資料“State of the Internet Presentation ”(41 pages)がアップされている。 Read/WriteWebの紹介で知った資料だが,とてもおもしろく役に立つ。 その資料で最も目を引いたのが,Peer-to-Peer (P2P)トラフィックが2004年時点で,インターネット・トラフィックの60%も占めているという統計データである。 このデータのソースはCacheLogoc Researchのレポートである。下図は,そのレポートで示されていたグラフである。 P2Pトラフィックが,インターネットを圧迫していると言われているが,なるほどと納得できるグラフである。CacheLogocが解説しているように,P2Pトラフィックは,ごく少数のヘビ