電話番号などの情報が書き込まれたSIMカードは、携帯電話を使う上でさまざまな役割を担っている。SIMカードがないと基本的にキャリア網での通信や通話はできない(SIMに非対応の一部機種を除く)。SIMカードを日常的に入れ替えることは少ないだろうが、機種変更前のケータイを使ったり、海外で他のSIMを入れて使うといったシーンも想定される。しかし、すべての機種でSIMの交換ができるわけではない。SIMの形状も、最近はmicroSIMタイプのカードが増えつつある。こうしたSIMの仕様はキャリアや機種ごとに異なるので、あらためてまとめた。 形状:microSIMが半数以上に、SIMのサイズ変更は可能? 2011年半ばから、従来のSIMよりも小さい「microSIM」を採用するモデルが増えており、今回確認した46機種のうち、27機種がmicroSIMを採用している。auは2011年秋ごろまでのモデルは通
以前ツイッターで @tsugamit さんにご紹介いただいた「日本人をやめる方法」。200ページちょっとの新書で、数時間で読破できる程度の軽い読み物だ。だがそこには、日本人と日本文化に対する極めて根源的な批判が含まれている。私は、この著者とあまりに問題意識が重なりすぎていて、書評をどこから書き始めたらいいのかわからなかった。それくらいに私にとっては重い本だ。 日本人をやめる方法 作者: 杉本良夫出版社/メーカー: ほんの木発売日: 1990/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (1件) を見る著者の杉本良夫氏は1939年生まれ。京大を卒業後、毎日新聞社に入社して記者になるが、記者クラブ等古くさい因習にウンザリして3年で退社。米国に渡って博士号を取得し、オーストラリアで大学教授になる。そうやって海外に出て23年経過したときに書いた本である。 最初に断っ
2012年4月8日の放送で話題になった大河ドラマ「平清盛」の場面、あなたは見ましたか? そう、平清盛の弟・平家盛が、藤原頼長に抱き寄せられて押し倒される……というどきどきのワンシーン! 家盛演じる大東駿介さんと、頼長演じる山本耕史さんの麗しい絡みに、なんだか禁断の世界をのぞき見ているようで、どきどきとした!という女性も多かったのでは? 実は、藤原頼長が男色家だったのはわりと有名な話。それどころか、平安時代には武士が男性に抱かれることで出世した、という話もあったそうなんです。禁断の男色の歴史について『乙女の日本史』(東京書籍)の著者である歴史作家・堀江宏樹先生に聞いてみましょう。 「男色文化の最古の歴史は、日本書紀のなかで確認されています。内容は、神官の天野祝(あまののはふり)が、『うるはしき友』であった小竹祝(しののはふり)の死によって後追い自殺をしてしまうという、なかなか過激なもの。また
最近情報系クラスタの人々と接触する機会が多かったのだが、彼らの多くは 楽しんでいろいろ試行錯誤して、意識しないままスキルが向上した のだろうな、という印象を持っている。きっかけはいろいろだろうが、通常人よりも時間を投入してきた人たちだと思う。 日本のインフラの力か、もしくはITという領域の特異性か、最新の技術で遊び、遊びから得た知識を応用して次の新しいものに手を付ける。たまに自分で新しいものを作ってみたりする。 それぞれが得意分野を持ってて、互いに一目置いている。その場のノリで僕から見たら神業としか思えないことをやってのける。 うらやましいことこの上ない。 彼らのやってることを僕の専攻でパラフレーズすると 「ところでこのシャーレをどう思う?」 「コロニーが生えてるな」 「こいつを手で暖めると…」 「ちょ…赤くなったwww なんぞこれwww」 「イソギンチャクのRFP (Red Fluore
高木浩光 産業技術総合研究所 情報セキュリティ研究センター スマホアプリの利用者情報送信における同意確認のあり方 スマートフォンの普及によってWebからアプリへと利用の場がシフトしつつあります。アプリではWebとは異なり、電話帳や利用履歴、位置情報などの利用者情報の取得と送信が、開発者の裁量で可能であるため、利用者の意図に反する形での利用者情報の収集が行われ、アプリがスパイウェアだと指摘される事態が相次いでいます。この講演では、何が不正な情報収集であり、何は妥当な収集と言えるのか、過去20年のWebとPCの歴史的経緯を踏まえつつ、その境界線を探ります。具体的には、Webのアドネットワークがオプトアウト方式で許容されてきた理由を挙げて、一般にオプトアウト方式で許容されるための要件を示します。また、端末IDの送信の是非について、その目的別に、それが不必要又は不適切であることを挙げて、そも
ここ数年、ITインフラ技術の重要キーワードとしてサーバ仮想化が注目されていますが、クライアントPC向け仮想化ソフト(以降“PC仮想化ソフト”と表記)も着実に発展しています。今回は、Sun Microsystemsの仮想化ソフト、Sun VirtualBox 3.1(以降“VirtualBox”と表記)で新たに搭載された「テレポート」機能を紹介します。 テレポート機能とは? テレポート機能は、あるPCで稼働中のVirtualBox仮想マシンを停止することなく、他のPCに移動させる機能です。この機能は一般的には“ライブマイグレーション”と呼ばれ、多くのサーバ仮想化ソフトに搭載されています。VMware vSphereでは「VMotion」、Citrix XenServerでは「XenMotion」、Hyper-V 2.0やKVMではそのまま「ライブマイグレーション」と呼ばれ
今年に入ってぐらいから各種方面で話題として登場することが増えているNTT IPv6閉域網フォールバック問題ですが、実は単なる技術的な問題というわけではなく、ある種政治的な「駆け引き」であるというのが私の感想です。 多くの方々にとっては「World IPv6 Launchが開催されて、それ以降はフレッツ光ユーザが困る」ぐらいのイメージだと思いますが、実はもう少し複雑です。 NTT IPv6閉域網フォールバック問題に対してどう対処するのかは、コンテンツ事業者、ISP、JAIPA、NTTによる一種の駆け引きとなりつつあります。 実は、この話題に関して結構多くの公開情報があるのですが、あまりそれらをまとめて語っている記事がなさそうなので書いてみました。 2011年のWorld IPv6 Dayの評価 今年の6月6日に行われる予定のWorld IPv6 Launchを巡る駆け引きを知るには、昨年行わ
この3つの画面に見覚えありませんか?利用規約の同意画面とは違いますね。どうやらアプリがユーザーの情報へアクセスしてよいか「許可」を求めていますが……。これは一体どういうことでしょうか?皆さんも普段、なんとなく「許可」を押していませんか? 多くの良いアプリの場合には問題ありませんが、もし悪意のあるアプリに「許可」をしてしまうと、個人情報を取得されて名簿を作られたり、友人へスパムメッセージを送られたりなどの悪用をされてしまいます。ユーザーが何気なく押している「許可」は実は重要な意味を持っているのです。 スマホが普及して、このようにユーザーに「許可」を求めるアプリやサービスがますます増えています。この記事では「許可」は一体何を意味しているのか、そしてどんなアプリに「許可」をしたらいいのか(パーミッションコントロール)を解説します。今回はユーザーの立場・視点から、アプリを賢く見極めて個人情報をコン
#OCJP-026:日本でのワンクリック詐欺Androidマルウェアの開発サイトを発見しました。マルウェアコードとワンクリックPHP管理システムコードを発見!因みに、コードのコメントは日本語で書いてあります 【対応最中】 *) English report is HERE! 今回ANDROIDスマートフォンのアプリ・マルウェアを発見しました。 それだけではなくて、すべて開発サイトを発見し、たまたまサイトの「.htaccess」脆弱がありましたので、外から見れるようになってしまった情況です(^^ 本マルウェア開発コードが入ったサーバのIPは日本となりますが、Googleマーケット経由ではありません。間違いなくマルウェアアプリの開発関係のサイトです。全て開発の情報が見れるようになったので、中身を見たら本当にびっくりしました。 ワンクリック詐欺システムのソースコード迄発見しました、PHPで書いた
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