デザイナーがそれぞれのシナリオにふさわしいUI要素を利用すれば、そのUI要素がどう機能し、それをどうコントロールすればよいかをユーザーも予測しやすい。ユーザーをイライラさせず、また、彼らに確実に理解してもらうには、このトグルスイッチのガイドラインに従うとよい。 即座に結果を示そう トグルスイッチは即座に有効になるべきであり、新しい状態に遷移するためにユーザーに「保存」や「送信」のクリックを要求してはならない。いつものことだが、我々がシステムを現実世界に合わせる努力をするべきだからだ。電気ケトルの例を思い出してみよう。状態を変化させるのに、私がポットのスイッチを切って、さらに、コードまで抜く必要はない。そうしたことから、ユーザーはデジタルのトグルにも、(たとえば、照明のスイッチなどの)現実世界でそれに対応するものと同じく、結果が即座にもたらされることを期待している。結果が即もたらされるという