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2021年3月1日のブックマーク (3件)

  • ナチ政府の「安楽死プロパガンダ映画」が、私たちに教えてくれること(市野川 容孝) @gendai_biz

    京都に住むALSの女性患者を死に至らせた医師が逮捕され、安楽死に関する議論に注目が集まっている。ここでは、第二次大戦中のナチ政府下で作られた映画から、安楽死を問い直す。 一映画 ある映画をこれから紹介する。この映画のことを忘れないでいてほしい。稿の目的は、この映画を2020年の今、日語であらためて、一人でも多くの人に伝えることに尽きる。 主な登場人物は三人。一人はハナ・ハイトという女性。もう一人は、ハナの夫であり、病理学者のトーマス・ハイト。そして、もう一人、ハナとトーマス友人である医師のベルンハルト・ラング。トーマスとラングは幼なじみで、大学でも医学を一緒に学んだ。トーマスは研究の道に進み、大学教授(病理学)となり、ラングは臨床の道に進み、開業医となる。トーマスはラングを通じてハナと知り合い、結婚するのだが、周囲の者は、ハナと結婚するのはラングだと思っていた。ラングは結婚せず、

    ナチ政府の「安楽死プロパガンダ映画」が、私たちに教えてくれること(市野川 容孝) @gendai_biz
  • アイヌとGHQ ~マッカーサーの神棚の謎を追う~ | NHK北海道

    戦後の日で、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーと奇妙な縁で結ばれた、2人のアイヌがいます。名寄市の山小屋にマッカーサーを祭る神棚を残してこの世を去った北風 磯吉。そしてもう1人、白老アイヌの長老・宮 イカシマトクは、マッカーサーに直接交渉を試みています。2人の行動から、北海道の先住民族アイヌが何を失い、何を取り戻そうとしたのか、歴史の謎を追いました。 マッカーサーが祭られた神棚の謎北風 磯吉。 おとなしいが比類なく勇敢。銃弾飛び交う日露戦争での活躍は、日中の少年向けに語り継がれたほどの殊勲のアイヌ兵です。しかし、英雄の数奇なその後は、ほとんど知られていません。磯吉は、1人で住んでいた山小屋に小さな“神棚”を残して、1969年にこの世を去ります。 神棚に祭られていたのは、ダグラス・マッカーサーの写真。敵国の司令官であり、戦後は占領軍を率いた元帥です。写真は新聞から切り抜いたもので、

    アイヌとGHQ ~マッカーサーの神棚の謎を追う~ | NHK北海道
  • 『ゴールデンカムイ』戦場に立ったアイヌたち 知られざる活躍 日露~太平洋戦争にて

    八甲田山に駆けつけた辨開凧次郎(イカシパ)『ゴールデンカムイ』の舞台、直前の明治35年(1902年)。 雪深い青森県の山中で行われた「八甲田山雪中行軍訓練」で、当時の陸軍は、史上稀に見る規模の犠牲者を出しました。 訓練の参加者210名中、実に199名が遭難で死亡したのです。 このとき歩兵第五師団が、難航する救難と捜索のため、協力を求めたのがアイヌ民族。 寒冷な冬の山を捜索するのであれば、彼らこそ頼りになると考えたのです。 早速、要請を受けた茅部郡落部村(かやべぐんおとしべむら)のアイヌ・イカシパ(和名:辨開凧次郎/べんかい たこじろう)は、仲間10人を引き連れ、八甲田山へ向かいました。 『ゴールデンカムイ』ではこの中に、イポプテもいたという設定がなされています。 現場に到着した辨開らは、67日間、探索に参加しました。 が、もとよりほぼ全員が亡くなった事件ですから、彼等も生存者を発見すること

    『ゴールデンカムイ』戦場に立ったアイヌたち 知られざる活躍 日露~太平洋戦争にて