日本各地の山や海などのアウトドアフィールドで、ツアー客がその土地の自然を深く知り、体感するための手伝いをする。それぞれの場所によって呼び方はさまざまであるが、たとえば屋久島ではエコツアーガイドと呼ばれ、少人数のトレッキングなどに同行し、ツアー客の安全を確保しながら自然や環境についての説明を行っている。ガイドのレベルは民宿などで従業員がサービスとして行う見習程度のアルバイトから、島のすべてを知り尽くしたプロフェッショナルまでさまざま。そのため、最近ではガイドの資格制度や認定制度を設ける動きも出てきている。一流のガイドとなるためにはその場所の自然を愛し、熟知し、またそれを人に伝えたいという強い気持ちが何よりも大事である。