今日の午後、野田(下の名前は知らない)総理が「政治生命を賭ける」と称する消費税増税法案が可決されるらしい。けっこうなことである。 3%や5%、消費税を増税してみたところで歳入は大して増えないし、濫費の仕組みは変えてないのだから、財政赤字体質は変わりはしない。そんなこと、みんなわかってるだろうに、なんでこんなことに「政治生命を賭ける」とか「日本の破綻を回避せねば」と一所懸命になれるのか、僕にはよくわからない。 破綻が避けられないなら、弥縫策を弄するよりも、破綻した方が良いのだ。1868年と1945年に日本は破綻したけれど、まあいろいろ民草は苦労したけれど、日本はつつがなく続いてきた。もう一回破綻しても、僕たちは苦労するけれど、若い人たちはぼくたち世代ほど深い傷も負わず(若者は資産が少ないからね)、より公平な未来を手に入れられるはずだ。(山田順氏のブログエントリを参照。僕はこの人の主張にあまり