2016年1月20日のブックマーク (2件)

  • 五人衆謀反次第

    「我ら五人衆、この通りお館様にご忠誠をお誓い申し奉りまする」 武勇で名高い五人衆は、揃って喜多川右府に対し、地面に這いつくばるように平伏した。 しかし、その言葉に反して、五人衆の筆頭である中居弾正は、怒りと絶望に覆われていた。 (彼奴の裏切りさえ無ければ・・・) 中居は、まるでその怒りを抑えこむように、いつしか自分の手をつねっていた。 事の発端は、半年ほど前のことである。 彼ら五人衆を見出し、股肱の臣として、ここまで育て上げた飯島摂津守が、突如、その主君、喜多川右府に反旗を翻したのだ。 原因は、主君による飯島摂津守への嫌がらせである。家中の諸将たちが見守る中、何を思ったか喜多川右府は、刀に刺したを飯島摂津守に突き出すと、「え!」と屈辱的な命令を発したのだった。 もし、これを断れば謀反者として一族郎党滅せられる・・・飯島摂津守は、武功を立てお家を支えてきたという自らのプライドをぐっと飲み

    五人衆謀反次第
    su_rusumi
    su_rusumi 2016/01/20
    血判状というのは誓約書なので、この場合、忠誠を誓う対象である飯島が預かるのが筋だけど、そんなのどうでもいいですね。「これが、女の勘というやつか」を木村の声で脳内再生すると、似合いすぎて爆笑しました
  • 経営者に理不尽に怒られた社員は、会社に何も言わなくなる

    あるサラリーマンがいた。彼は新人の時に一度、ものすごく経営者に怒られたことがある。 怒られた理由は単純で、「会社に何か提案があれば何でも言って」と言われたので、普段から思っていたことをそのまま言ったのだ。 残念ながら、その提案の内容は稚拙だった。経営を知らぬ浅はかな若手の一言だった。彼は社長の嫌いな人物を擁護したのだ。 もちろん経営者は激昂した。彼は1時間以上にわたり怒る経営者に間違いを指摘された。だが彼は、なぜ自分が怒られなければならないのかがさっぱりわからなかった。 経営者は確かに「なんでも言って良い」と言ったのだ。 それなのに「お前は全く分かっていない」と侮辱されることの正当性も判然としなかった。 後日、経営者は「悪かった」と彼に謝罪した。 しかし、彼はそれに対してはとくに責める気もなく、それを聞きながら2つのことを学んだと思った。 一つは 「人の言葉を額面通り受け取るな」 そしても

    経営者に理不尽に怒られた社員は、会社に何も言わなくなる
    su_rusumi
    su_rusumi 2016/01/20
    先に結論を出してるからイエスマンは反応が速い。最速で肯定してくれるので、権力者には「コイツ賢い」と映る。イエスマン戦略をバカにしてはいけない