古文書カメラは、スマートフォンで撮影したくずし字資料をAI-OCR技術で手軽に解読可能な無料アプリ。今回のアップデートでは学習データの追加とAI-OCRモデルの刷新を行い、100枚程度のサンプルでフルオート処理をした場合の精度を計測したところ、とくに手書きの古文書に対して大幅な解読精度の改善が認められたという。 あわせて、さまざまな条件下で撮影した画像に対応できるよう画像編集機能を追加。斜めから撮影した画像の補正する「台形補正」、シミやノイズなどを軽減する「ノイズ除去」、余分な画像を除去する「トリミング」、資料画像を回転できる「角度補正」、モノクロ状態で白黒を反転する「白黒反転」を利用できる。また、これまでの1日あたり10回だった解読機能の利用回数を30回に増加させた。利用回数は毎日0時にリセットされる。 関連記事 Pixel Foldの「デュアルスクリーン通訳モード」が日本でも利用可能に
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