サーバーやストレージなどのリソースを物理的な制約にとらわれずにアプリケーションへと割り当てる「仮想化技術」。最近ではx64プラットフォーム上での利用事例が徐々に増えつつある。米IBMで仮想化技術のバイス・プレジデントを務めるRichard A. Lechner氏に,同社の取り組みの現状を聞いた。サーバー,ストレージ,ネットワークのいずれにおいても,物理的なリソースと仮想的なリソースが混在するヘテロジニアス環境では,統合管理の重要性がこれまで以上に高まってきたという。 --2006年春にも来日されてお話を伺いましたが(参考記事),そのときから何が変化しましたか。 仮想化技術を利用しようとする企業の意識がずいぶん強くなりました。我々の調査によると,仮想化技術を利用する意思がある企業は,2006年春の時点で44%に過ぎませんでしたが,最新の調査では60%を超えるまでになりました。 用途で見ても,
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