全銀ネット、正式には「全国銀行資金決済ネットワーク」と呼ばれるシステムは、一言で言えば金融機関の間で振込などの資金決済電文を交換するシステムのことで、内国為替決済システムを構成するシステムのうちの一つだ。まぁ決済システムに興味がある方でないと何のこっちゃかわからん表現なので、内国為替決済システム全体から説明してみよう。 全銀ネットの仕組み 上の図は全銀ネットのサイトから拝借したものだが、X銀行に口座を持つAさんがY銀行のBさんの口座に100万円を送金したいとする。AさんがX銀行に振込依頼をすると、X銀行はAさんの口座から100万円が引き落としてX銀行の勘定に付け替えた上で、Y銀行にBさんの口座に100万円をふりこみますよ、という決済指示(振込指図)を行う。この振込指図の電文を交換するのが全銀ネットだ。 Y銀行は、この振込指図に基づき自行の勘定の中から100万円をBさんの口座に引き落とす。こ

