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ブックマーク / jun-makino.sakura.ne.jp (4)

  • 156. 富岳から学ぶべきこととポスト富岳 (2022/4/20)

    156. 富岳から学ぶべきこととポスト富岳 (2022/4/20) 年度も変わって、牧野の旧理研AICS、現R-CCS での「粒子系シミュレータ研究チーム」も10年の年限ということで解散になりました。富岳開発のFS2020プロジェクト自体は前年度、2020年度で終了しており、プロジェクトリーダーの石川さんは既に2020年度末に R-CCS を離れています。 AICS を R-CCS に名称・組織変更し、機構長/副機構長も全て入れ換えた理事長は昨年度末で交代となり、理事も大きく入れ替わったようで、名称変更はプラスだったのか?という気はします。名称・組織変更(及び各センターのトップの入れ換え)は前理事長が進めたもので、AICS だけでなく基的に全センターが対象になりました。新理事長がこれから理研をどういう方向にもっていくのかは注目されます。 一方、ポスト富岳は今年度にフィージビリティスタディ

    sudo_vi
    sudo_vi 2022/04/30
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    153. 2021/11 Top500、Green500とゴードンベル賞から考える(2021/11/20) SC21 はハイブリッド開催で、日からも R-CCS 松岡センター長を始め多くの 参加者が現地にいったようです。私は著者にはいってる論文もないので不参加 です。 まずは Top500、Green500 です。Top500 は富岳が4度目の1位です。但し、中 国の2システムが1EFを超えているらしい、とのことでちょっとそれどういうこ となの?という感じがあります。その1つは Sunway OceanLight であるらしく、 もう一つは Tianhe-3 で、FeiTeng Arm + Accelerator、さらにもうひとつ 開発中の2EF システムは Sugon で、プロセッサは AMD?、ということのようです。 Gordn Bell 賞には中国から 3 がファイナリストに残っ

    sudo_vi
    sudo_vi 2021/11/21
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    151. 富岳の Top500 3連覇と MN-3 の2度目の Green500 1位から、ポストエクサスケールを考える(2021/7/4) 2021年6月の Top500 は大きな動きはなく、富岳が 2020年6月、11月に続き3連 覇となりました。関係者の皆様おめでとうございます。一応牧野もこれの開発 プロジェクトの副プロジェクトリーダーだったので関係者ではあります。 富岳の1位が長く続いたのは、エクサスケールプロジェクトをもっている米中 どちらも開発が遅れている、ということの現れです。米国は当初は2018年予定 だった Aurora が(この時にはサブエクサでしたが)、Intel KNH のキャンセル をうけて2021年の予定だったのがさらに Xe が遅れて 2022年以降になる見込 みです。中国はいつまでにといっていませんが、2014年頃には 2018年にも、 という話だったのがと

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    sudo_vi 2021/07/07
  • 129. 重力波検出の意義と今後の進展(2016/2/12)

    130. 重力波検出の意義と今後の進展(2016/2/12) 重力波が検出されました。ここではその科学的意義と今後するべきサイエンス について解説し、私見を述べます。 まず、何がどのようにして観測されたか、ですが、 論文 にあるように、 36 太陽質量(太陽の質量の36倍)のブラックホールと 29太陽質量のブラックホール同士の合体です。起こった場所は正確にはわから ないですが、我々からの距離はわかっていて13億光年です。 何故重力波を観測したというだけでブラックホールであるとか質量とか距離が いきなりわかるのか、というと、ブラックホールの合体、というイベントを考 えると、その最重要なパラメータは質量です。合計の質量で最後の合体の瞬間 にでてくる重力波の周期が決まり、質量の比もわかると振幅の絶対値が決まります。 さらに、最後の合体の前の数回転でどれくらいの速さで軌道が縮んだか、とい うことか

    sudo_vi
    sudo_vi 2016/02/21
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