ブックマーク / realsound.jp (7)

  • サカナクションは、80年代カルチャーをどう消化した? 「モス」に潜む“コミカルさ”と“シリアスさ”

    サカナクション『忘れられないの/モス』 「モス」について山口一郎は、TOKYO FMのレギュラー番組でこう語っている。 「この曲は、サカナクションの中でも“浅瀬”というかね。一番外側に向けて発信する曲として作り始めたんですけど、コンセプトとしては、C-C-Bと、Talking HeadsとUKインディ……Klaxonsとか、Bloc Partyですね。僕らの時代の青春ですよ。そういうバンドをグっと混ぜ合わせたら、どういうモノになるかと実験的に作っていった曲だったんですね。でも最初は、C-C-BとTalking Headsと山リンダだったの(笑)。でも、頭の『ジャジャ、ジャジャ♪』というところは、結構な山リンダ(「狙いうち」)感が出ちゃった(笑)」 (TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITY サカナLOCKS!』6月14日放送分) この言葉から「モス」につい

    サカナクションは、80年代カルチャーをどう消化した? 「モス」に潜む“コミカルさ”と“シリアスさ”
    sueme
    sueme 2019/10/03
  • 岩里祐穂 × ヒャダインが明かす、名曲の作詞術「重要なのは“いかに言わずして言うか”ということ」

    作詞家・岩里祐穂によるトークライブ『Ms.リリシスト~トークセッション vol.3』が2017年4月16日に開催された。このイベントは岩里の作家生活35周年記念アルバム『Ms.リリシスト』リリースを機に、あらゆる作詞家をゲストに招き、それぞれの手がけてきた作品にまつわるトークを展開するもの。リアルサウンドでは、そのトークライブの模様を対談形式で掲載している。今回ゲストとして登場したのは、ももいろクローバーZやでんぱ組.incなどのアイドルを中心とした幅広いアーティストの作詞のみならず、作曲、編曲も手がけるヒャダインこと前山田健一。両者が手がけてきた楽曲の制作秘話を紐解くと、物語の描き方や言葉の使い方など、それぞれの特徴が浮かび上がってきた。(編集部) ももいろクローバーZ「ワニとシャンプー」 岩里:私がヒャダインさんのことを初めて知ったのが、ももいろクローバーZのシングル『猛烈宇宙交響曲・

    岩里祐穂 × ヒャダインが明かす、名曲の作詞術「重要なのは“いかに言わずして言うか”ということ」
  • 坂本慎太郎がたどり着いた“答え”「僕が作りたいような音楽を自分で作るのは不可能」

    慎太郎が、ソロ3rdアルバム『できれば愛を』を7月27日にリリースする。前作のソロ2ndアルバム『ナマで踊ろう』は、「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマを担っていたが、今作は「夏休みの最初の日の朝っぽいアルバム」を目指し、自分の“声”と向き合った、ポップでシニカルなダンスレコードに仕上がっている。今回のインタビューは、前回【坂慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」】に引き続き、聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、前作以降に起こった変化や今作の制作プロセス、さらには坂自身のポップス・ロック論まで語ってもらった。(編集部) 「鋭い音を一切排除して、中域の密度を重視した」 ーー今回も大変面白いアルバムでした。 坂慎太郎(以下、坂):あ、ほんとですか。ああ……(反応が薄い)。 ーーははは……前作から2

    坂本慎太郎がたどり着いた“答え”「僕が作りたいような音楽を自分で作るのは不可能」
    sueme
    sueme 2016/07/29
  • シンプリー・レッドのギタリスト鈴木賢司が語る、在英27年のキャリアと音楽シーンの変化

    全世界でのアルバム・セールス合計は6000万枚以上。「ホールディング・バック・ザ・イヤーズ」(‘86年)、「二人の絆」(‘89年)で全米NO.1を獲得し、全英トップ40入りしたシングルは40曲以上ーー輝かしい実績を持つスーパー・バンド、シンプリー・レッドが再結成を果たし、約8年ぶりとなるニュー・アルバム『ビッグ・ラヴ』をリリースした。このバンドの特徴である“ブルー・アイド・ソウル”のテイストがストレートに反映されたシングル「シャイン・オン」を含む作は、この秋からスタートする大規模なワールドツアーとともにすでに世界中で大きな反響を集めている。 今回、‘98年からシンプリー・レッドのギタリストをつとめる鈴木賢司のインタビューが実現。アルバム『ビッグ・ラヴ』の制作エピソード、バンドの中心であるミック・ハックネルとの関わりについて語ってもらった。 また、彼のギタリストとしてのキャリアにもフォーカ

    シンプリー・レッドのギタリスト鈴木賢司が語る、在英27年のキャリアと音楽シーンの変化
    sueme
    sueme 2015/09/10
    このギター青年(https://www.youtube.com/watch?v=4ot75moRIS8)が……貫禄が出るもんですな
  • BiS解散から1年、元メンバーたちの「今」は? 宗像明将が徹底追跡レポート

    2014年7月8日に横浜アリーナで開催された『BiSなりの武道館』でBiSが解散してから丸一年が経った(参考:BiS解散ライブを徹底レポート あえて「立つ鳥跡を濁す」結末に)。 BiSとは、実はマネージャーの渡辺淳之介と、サウンド・プロデューサーの松隈ケンタの物語だったのではないかと考えることがある。かつて、ある会社のスタジオで出会った若い2人は、渡辺淳之介のつばさレコーズ(後のBiSの所属事務所)入社を機に、格的にタッグを組んで音源を世に送り出していくことになる。2人のコンビの長さは、薄いコミケで売られても不思議ではないレベルだ。 渡辺淳之介と松隈ケンタは、そのフロントを、ソロ時代のプー・ルイ、BiS、プラニメ、そしてBiSHと変えてきただけなのではないか、とも考える。そして、それはこの1年で確信に変わった。ただそれだけのことだ。 しかし、歴代の主演女優たちのことも忘れてはいけない

    BiS解散から1年、元メンバーたちの「今」は? 宗像明将が徹底追跡レポート
    sueme
    sueme 2015/07/08
    “宗像”さん
  • 寺嶋由芙が初ワンマンで起こした熱狂 “強さ”を秘めたソロアイドルはどこに向かう?

    寺嶋由芙のメジャー・デビューが発表されたのは、2015年2月8日に開催されたソロとして初のワンマンライヴ『Yufu Terashima 1st Solo Live 「#Yufu Flight」』でのことだった。渋谷WWWをソールドアウトさせ、Twitterのタイムラインにはチケットを探し求める人が開催当日までいた。そんなまさに晴れの場でのメジャー・デビュー発表だった。 その前夜、寺嶋由芙はあるイベントにシークレット・ゲストとして登場していた。それは学芸大学メイプルハウスで開催された『女川ナイト Vol.2』という、宮城県女川町と縁がある人々によるイベントだ。寺嶋由芙はさらりとTwitterで出演を匂わせた後、そのステージに現れた。その場にいたのはほんの数十人だが、それでも身動きが取りづらかったほど小さな空間だ。 かつてBiSに在籍した時代に生まれた、東日大震災後の女川との縁を大切にし、寺

    寺嶋由芙が初ワンマンで起こした熱狂 “強さ”を秘めたソロアイドルはどこに向かう?
    sueme
    sueme 2015/02/10
  • BiS解散ライヴを徹底レポート あえて「立つ鳥跡を濁す」結末に

    BiSは伝説を残すことを拒むかのように解散した。「伝説の現場だった」と言う人もいるかもしれないが、BiSの4回目のライヴから見てきた私にしてみれば、「凄さ」で解散ライヴを上回るライヴは他に何度もあった。現在のプー・ルイ、ヒラノノゾミ、カミヤサキ、テンテンコ、ファーストサマーウイカ、コショージメグミの体制でもだ。しかし解散ライヴでのBiSは、一切のMCを排して約3時間半で49曲を歌い続け、最後の最後にとんでもない衝撃を残していったのだ。 そのアイロニー、シニカルさこそ終わりゆくBiSの真骨頂であった。公演のサブタイトルの「騙された気分はどうだい?」とは、ジョン・ライドンのセックス・ピストルズ脱退ライヴでの言葉だが、それが今日のライヴを象徴するかのように。 2014年7月8日、横浜アリーナでBiSの解散ライヴ「BiSなりの武道館」が開催された。会場の外には、研究員(BiSファンの総称)が物の

    BiS解散ライヴを徹底レポート あえて「立つ鳥跡を濁す」結末に
    sueme
    sueme 2014/07/09
    宗像さんにしか書けないってかんじですね。よかった
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